誰もが憧れるぱっちり二重。一重や奥二重の女の子は、特にぱっちり二重に憧れたり、「メークをしてる時だけでも二重にしたい!」とアイプチやアイテープに頼ってメークをしている女の子が多いのではないでしょうか?

かくいう私もその中の一人で、私は生まれつきの奥二重。目自体は大きかったのですが、父親も母親もぱっちり二重には程遠い目をしており、「なんでこんな顔に産んだの?!」と時に恨んだりしたこともありました。

そんな私は奥二重にとてもコンプレックスを持っており、「高校を卒業したら絶対に整形をしてやる!」と強く思っていたほど。高校生の頃は、いろんな雑誌を読み漁って整形について調べ、高校を卒業する春休みに初めての埋没法を行いました。

そして、歌舞伎町でキャバ嬢になった二十歳の頃、周りを見渡すと一重の子はまずいませんでした。なんならアイテープやアイプチなどをしている女の子もほとんどおらず、みんなが綺麗な二重をしています。さらに、売れっ子キャバ嬢ともなると整形が当たり前で、とても綺麗な平行二重をしている女の子がほとんどです。

今や、3人に1人がやっているといわれる「二重埋没法」。もしかしたら今あなたの隣にいる女の子も実は埋没法をやっているかもしれません。しかし、「整形はしたいけどどんな流れで行うの?」「ダウンタイムはどれくらい?」「値段はどれくらいするの?」と整形初心者は不安になるもの。そこで、今回は二重埋没法の基本についてお話ししていきたいと思います!

きっちりと担当医と「自分の理想の二重」を相談する

憧れの二重を手に入れるための第一のステップ!まず、「担当医に自分の理想の二重を相談する」というステップがあります。いわゆる「カウンセリング」ですね。「間違いない美容整形クリニック選びのコツって?」でもお話しましたが、整形をするときの最大のポイントはこのカウンセリングにあります。

まず、カウンセリングの仕方で見極めるポイントは、「施術してくれる担当医がしっかりと最後までカウンセリングをしてくれるか」というところ。私が二重整形を行なったクリニックでも、担当医が丁寧にカウンセリングをしてくれて、さらに納得いくまで相談に乗ってくれました。さらに、私がクリニックを紹介した友達はなんと2時間もカウンセリングをしたそう(笑)。それほど整形のカウンセリングというのは重要ということがわかりますね。

カウンセリングの際に少しでも引っかかるところがあったり、強引な施術をすすめてきたりする場合は一度検討し直し、別のクリニックでセカンドオピニオンを受けるといいでしょう。自分が納得いくまで、いろんなところでカウンセリングを受けるのがいいですね。

そして、カウンセリングの際に担当医の経歴などを聞くのもポイント。中にはインスタグラムなどのSNSで症例写真を挙げている先生もいます。症例写真を見たり経歴を聞いたりするのは、整形をする際にとても重要なポイントです。

他にも、最近ではSNSに有名キャバ嬢が「どこのクリニックのどの先生にやってもらった」ということをUPしていることもあります。有名キャバ嬢が整形するとき、先生選びはとても慎重に行っています。こちらを参考にするのもいいでしょう。 実際に、人気のクリニックに在籍はしているけど整形の経歴はイマイチという先生も中にはいます。ぜひ「ここは人気のクリニックだし大丈夫だよね〜!」と安易に考えず、しっかりと担当医選びをすることをおすすめします。

麻酔は2種類! 手術前の「局所麻酔」と「点眼麻酔」とは?

担当医とのカウンセリングが終わり、理想の二重幅が決まったらいよいよ施術に入ります! 施術前に顔を洗い、お洋服から手術着に着替えます。そして、施術前の最終確認を手術ベッドの上で行い、いざ施術のスタートです。最終確認でも妥協せずに、二重のデザイン担当医に伝えてくださいね。

そして、手術の際に行う麻酔のスタート!「麻酔ってどんなものを使うの?」「麻酔が効いたら本当に痛くないの?」という不安を持つ女の子が多いので、ここでも疑問にしっかりと答えていきますね。

まず、麻酔は基本的に2種類使っていきます。その2種類は「点眼麻酔」と「局所麻酔」というもの。実際に埋没法を行う際に痛いのはこの「局所麻酔」だけ。ここを乗り越えることができたらもう手術は終わったもの同然です(笑)。

まず、目薬状の点眼麻酔で表面麻酔を行なっていきます。だいたい片目に4滴くらいですね。この点眼麻酔をしてしばらく置いておくと、まぶたの裏側の痛みが和らぎ、ほとんど触られている感覚がない状態になります。

そしてこの点眼麻酔が終わった後、局所麻酔を打ちます。超極細の針を使って打っていくというのと、点眼麻酔も効いているのでほぼ痛みはありませんが「チクッ」とした感覚がある場合も。さらに、この局所麻酔は、身体にかかる負担が少ないというメリットもあるので、クリニックではよく使われる麻酔のひとつのようです。

他にも、鼻からガスを取り込み、恐怖心や痛みを取り除いていく「笑気麻酔」というものが使われる場合もあります。一般的に使われるのは点眼麻酔と局所麻酔ですが、クリニックによって麻酔の仕方は様々。この点もしっかりとカウンセリングの際に聞いておきましょ う!

麻酔が効いてきたら、まぶたに糸を通して「二重」を作る!

麻酔が効いてきたら施術の時間です!「痛いかな…」「途中で目開けちゃわないかな…」といろんなことを考えますが、麻酔をしてしまうので施術中は痛みもなく何もわかりません(笑)。

しかし、完全に意識がなくなってしまうわけではないので、担当医とナースさんの会話が聞こえてきたり、カチャカチャとハサミや針のぶつかる音が聞こえてきます。この音がちょっと怖かったりしますが、麻酔が効いているとふわふわしてそれどころではないのが本音。

二重の埋没法の流れとしてはさまざまですが、一般的にはカウンセリングをしたデザインに小さな穴を開け、そこから糸を通して留めていくという流れでしょう。施術時間は驚くほど短い15分程度! たった15分であなたの理想の二重が手に入ります。クリニックによって、施術の仕方はさまざまで所要時間もバラバラですが、2回埋没法を別のクリニックで受けた私は、どちらもだいたい15分程度で終わりました!

たった15分の施術で憧れの二重が手に入る…。3人に1人がやってるといわれるのもわかる気がしますよね!

「埋没法」は短時間でできて料金も安い!

埋没法が人気な理由、それは「短時間でできて料金が安い」ということ。二重にする整形では埋没法の他にも全切開、部分切開など様々な方法がありますが、メスを入れる「切開法」は全切開で約60分ほどかかります。埋没法とは違い、脂肪を取り除いたり切開した皮膚を縫合したりとさまざまな手間がかかり、時間もそれなりにかかってしまうのです。

対して、埋没法は施術をし始めて約15分。切開法の4分の1の時間でできてしまいます!その手軽さが埋没法の人気なポイントです。さらに、切開法では皮膚を切って取り除いてしまっているので元に戻すことはできません。ですが、埋没法では糸で留めてあるだけなので、気に入らなければ外してやり直すこともできます!この元に戻せるという安心感も、埋没法のもうひとつの人気のポイントです。

さらに、料金が安いというのも埋没法が人気の理由です。全切開などのメスを入れる方法ではだいたい40万から50万前後と高額。ですが、埋没法はなんと10万円前後。家賃1ヶ月分くらいで埋没法が受けられちゃうんです!

キャバ嬢を始めたてで、まだそこまで稼げていないという女の子でも10万円前後なら「私でもできるかも」と思えますよね!ぜひ、まだアイテープやアイプチに頼っている女の子は、埋没法をすることを考えてみてはいかがでしょうか?

埋没法の「ダウンタイム」は1週間前後

そして、整形をした時に気になるのが整形後の「ダウンタイム」ではないでしょうか。中には「ダウンタイム1カ月」という施術や「完成までに半年はかかります」という施術まで、どの整形にもダウンタイムはつきもの。その中でも比較的短いものがこの埋没法です。

キャバクラで働いていると、普通のアルバイトやOLさんより長期の休みは取りやすいですが、なかなか「1カ月お休みをください」といっても、快くお休みをくれるところも少ないものです。売れっ子キャバ嬢ならダウンタイム休暇を取ることも簡単ですが、働き始めの女の子にはなかなか難しいですよね。

「それでも二重にしたい……」と悩む女の子に埋没法はぴったりなのです。全切開などのメスを入れる施術ではだいたいダウンタイムが1カ月ほどかかりますが、埋没法はなんと1週間程度で腫れもひきます。

私が美容皮膚科の事務で働いていた時に、とあるクリニックの埋没法を行いましたが、3日休んだだけで腫れも少なく「え?全然腫れてないね!」といわれました。クリニックによっては、ほとんど腫れない高度なテクニックを使った施術をしてくれるところもあり、長い休みが取れなくても安心して施術を受けることができます!

実際、埋没法のダウンタイムは、「なんか腫れてない?」とお客さまにいわれても、「ちょっと昨日感動映画を見て泣きすぎちゃった!」と上手くかわすこともできる程度の腫れに過ぎません。さすがに施術直後2、3日はお休みをしたほうがいいですが、そこまで長期の休みを取らなくていいのが嬉しいですね。

「埋没法」を施したあとの注意点とは?

「埋没法」をしたあと、気をつけることについても触れておきます。埋没法をしたあと、注意する点としては「飲酒」「お風呂」「運動」「クーリング」などがあります。

出勤すればお酒が欠かせないキャバ嬢ですが、埋没法をしたあと1週間はお酒は必ず控えるようにしましょう。これは、お酒によるむくみが二重整形の腫れに大きく影響してくるからです。

ダウンタイム中にお酒を飲んでしまうと、顔や身体にむくみが生じ、どうしても埋没部分の腫れが引きづらくなってしまいます。腫れが引きづらくなると、ダウンタイムの時間が1週間より長くなってしまうのでお酒を飲むのは控えることがベストです。施術前日の飲酒も、むくみの残った状態で施術をすることになり、デザインが思ったように仕上がらないことがあるので、できるだけ控えましょう。

「むくみがひかなければ、お風呂にしっかり入らないと!」と湯船に浸かってしまうのもNG。お風呂に入り、身体が温まってしまうと血行が促進し、まぶたが腫れてしまう原因になりかねません。クリニックにもよくこのような問い合わせがあるようなので、お風呂も施術1週間は控えるのがいいでしょう。ただ、「シャワー」は直前からOKというクリニックが多いので、ここは確認してみてくださいね。

他に、運動をするのも施術直後、そして翌日は控えたほうがいいといわれています。キャバ嬢の中でもジムに通い、運動を習慣づけている女の子が増えてきました。ただ、施術直後や翌日に運動をしてしまうと、血行が良くなり、まぶたが腫れやすくなります。さらに、運動をしたあとに汗がまぶたについてしまうと衛生面でもあまりよくない状態ですよね。

埋没法を行う際に、小さな穴をまぶたに開けて施術を行いますが、この穴が完全にふさがるまでは2日程度かかるのが一般的です。その間はなるべく衛生的に保つように生活をするのがベストです。運動をして、しっかりと身体作りを行いたい気持ちもわかりますが、施術の翌々日までは汗をかく運動をするのは控えましょう。そのあたりの運動に関しても、クリニックにしっかりと確認することをおススメします。

また、「腫れを引かせるためにしっかりとクーリングをしなくちゃ!」と毎日毎日アイスノン等で瞼を冷やすのもNGです。施術当日、そして翌日は腫れを引かせるためにしっかりと冷やすのがいいですが、それ以降は血行が悪くなる原因になってしまうため、クーリングをおすすめしていないクリニックもあります。これらも施術を行うクリニックにしっかりと確認をして、正しいダウンタイムを過ごしましょう。

アイテープを卒業して「自然な二重」を手に入れよう!

今回は、整形の中でも一番人気のある「埋没法」についてお伝えしました。埋没法の施術の流れや手軽さなどが伝わったでしょうか?私も埋没法をしたあと、化粧がとてもやりやすくなり、アイプチで肌が荒れることもなくなり、毎日がとても快適になりました。

さらに、接客中に「アイプチ取れてないかな?」と心配することもなくなり、ストレスも少ないキャバ嬢ライフを送ることができましたよ! 「二重にしたいけど勇気がない」という女の子もぜひカウンセリングに行ってみてはいかがでしょうか。先生が親身になってあなたの悩みに答えてくれますよ。埋没法によってあなたのキャバ嬢ライフが素敵なものになるように祈っています!