
大金が稼げる可能性に溢れた、華やかな夜の世界——しかし水商売で輝きつづけるのは、なかなか難しいもの。「年齢的に、キャバ嬢はもうキツイ……」「売り上げが上がらない、もう潮どきかも……」「やっぱり昼の仕事をしたい!」そんな考えから夜をあがっても、じつは、ふたたび夜の世界に舞い戻る女の子が多いのです。
夜職に舞い戻る「3つのきっかけ」とは?
キャバ嬢として活躍していても、その商品価値が「年齢」と密接にリンクしている以上、だれもがやがて来たる「引退」を見据えています。
そのきっかけは、先述のように年齢的な問題だったり、売り上げ的な問題だったり、じつにさまざまですが、「働かざる者食うべからず!」がルールのこの社会。「若いうちは夜職で稼いで、そのうち昼の仕事に!」と考えるキャバ嬢も多いでしょう。
そうしたキャバ嬢が夜をあがるタイミングとして考えるのは、年齢でいえば20代後半から30歳手前に差し掛かったとき。キャバ嬢の平均年齢は、23歳と言われています。
周囲に18〜20歳そこそこのキャストが増え、使命がとれなくなってくると、20代後半に突入したキャバ嬢としては、自分の市場価値が下がっていることを感じはじめるのです。
戻る理由① 昼の仕事に憧れたけど……
しかし、キャバ嬢が昼の仕事に転職するにあたっては、なかなかに厳しいという実情があります。
キャバ嬢としてどんなに稼いだ実績があっても、そのキャリアは履歴書に書けません。たとえ面接に合格しても、昼の世界と夜の世界とのギャップは大きく、「憧れていた昼職だけど、こんなに頑張っても給料が低すぎる!」という現実に直面して絶望し、うまみの多いキャバ嬢の仕事に戻ることになるのです。
とはいえ、みんながみんな「昼職への転職」を実現できない訳ではありません。「夜職から昼職への転職」に特化した「昼キャリ」というサイトもありますので、ぜひ覗いてみてくださいね。
戻る理由②「学生時代限定!」のはずが……
次いで多いのが、「学生時代のバイトだけのつもりだったのに……」というケース。
昔から、本職は大学生や専門学校生という、アルバイトキャバ嬢が一定数存在するもの。この種のかたは、あくまで「学生時代限定のバイト」と割り切って働いていたつもりでも、シビアな就活戦争に敗れたり、「夜の世界」に慣れたがために、昼職の給料や勤務条件に満足できなかったり……。こうして、学生卒業後もキャバ嬢を続けることになるのです。
戻る理由③ 離婚が原因で職が必要に……
もうひとつ、キャバ嬢を卒業するきっかけとして多いのが、「結婚」です。20代後半に突入し、彼氏やお客さまからプロポーズされ、引退を決めるキャバ嬢は多いですが、キャバ嬢の仕事というのは、どうしても勤務時間が夜遅く、夫婦になってもすれ違いが生じやすいのです。
また、夫婦間での金銭感覚の違いや、彼の両親が抱く水商売への偏見などの影響を受け、せっかく結婚しても残念ながら離婚を選択するケースもあります。
離婚した元キャバ嬢は、ひとりで生計をたてるために、慣れたキャバ嬢の仕事を選ぶ傾向にあります。こどもが生まれてから離婚したキャバ嬢であれば、お金の問題はますます深刻。
シングルマザーキャバ嬢が、こどもを養うために、これまでのキャリアが活かせる夜の世界へとふたたび足を踏み入れるのも、当然のことかもしれません。
キャリアを活かせる「自信」、
確実に稼げる「安心感」に勝るものなし!
元キャバ嬢がふたたび夜の世界に戻る理由として、3つのきっかけを挙げました。いずれのケースにも共通しているのは、自分のキャリアや能力が最も活かせる場、なおかつ自身の勤務条件(勤務時間や仕事の内容)と給料との兼ね合いを考えたときに、やはり「キャバ嬢」が最良の道であると認識することです。
働くうえでやっぱり重要なのは、お給料! 頑張ったら頑張っただけの額をすぐにもらいたい--そう考えたときに、一般的な昼の仕事では、自身の努力が周囲(上司)からすぐに認められるとは限りません。
昼職での昇級というのは、一般的な企業であれば、年に1、2回ていど。その日の売り上げがすぐさま給料に反映されるキャバ嬢のような給料システムは、一般的な仕事においてはかなり特殊であり、「努力がちゃんと見てもらえている!」という風土は、残念ながら「昼の世界」ではなかなかないのです。
しかも「夜の世界」では、一般的な仕事よりも確実に高い額をもらえるのですから、モチベーションが上がりますね!
くわえて、自分のキャリアを活かせるということは、仕事をするうえで、なによりの自信であり、それがあれば、生き生きと働くことができます。
昼の仕事への転職に失敗した経験のあるかたであればおわかりかと思いますが、「キャバ嬢ではちょっとしたものだったのに、昼の仕事ではぜんぜん役に立たなかった……」「叱られてばっかりでつらかった……」と落ち込んだかたもいるかもしれません。
「働かざる者食うべからず」なのであれば、無理せず、楽しく、確実に稼げるお仕事を選ぶことが重要です。せっかく築いたキャバ嬢としてのキャリアを投げ打つのは、とにかくもったいない!
キャバ嬢生活で自分の築いた財産をあらためて見直し、その価値の大きさに気づいていただきたいと思います。ガルマネでは、「キャバ嬢復帰」のご相談も大歓迎! いつでもお気軽にLINEくださいませ♡