
キャバクラ嬢といえば、お客さんにお酒をすすめて、心地よい時間を過ごしてもらうのがお仕事!
お客さんが注文したお酒が売り上げとしてキャバ嬢の懐に入るわけですから、お酒の知識は絶対に必要です!
お酒の飲めない未成年キャバ嬢も必読!の知識を伝授しちゃいます♪
キャバクラのドリンクの種類って?
まずは基本! キャバクラに置かれる主要なドリンクの種類をご紹介しましょう♡
シャンパン
キャバクラといえばこれ! ドリンクの花形であり、定番です。
種類はさまざまで、ドンペリやアルマンド、クリュッグなどの超高級ラベルから、モエやヴーヴクリコなど、お手頃価格のラベルまで完備されています。
ドンペリで最も高いラベルの「ゴールド」は、1本で30万円から50万円という価格帯なので、売れればバックが大きく期待!
アルマンドの最高級ラベルも、1本40万円から80万円と、超高額なシャンパンとして超有名。
ちなみに、門りょうさんは、「アルマンドを日本一売り上げたキャバ嬢」としてアルマンド本社の社長から表彰された、驚愕の経歴の持ち主!
ビール
最初の1杯といえばこれ♡ サーバーから注ぐ生ビールを用意しているお店もあれば、瓶ビールのみ用意しているお店もあります。
お値段相場としては、生ビール1杯で1000〜2000円と、かなり高め。
キャバクラを訪れるお客さんは、「ずっとビールを飲みたい!」ということはまれ。
最初はビールを注文しても、そのあとはハウスボトルやキープボトルでゆっくり時間をかけて飲むかたが多いようです。
焼酎
頼み方は2種類。お客さんは、「ハウスボトル」か「キープボトル」かを選べます。
「ハウスボトル」とは、お客さん専用の飲み放題用として、お店が用意しているボトルのこと。
焼酎のほか、ウイスキーやブランデーをハウスボトルとして用意しているお店もあります。
飲み放題ですので、リーズナブルな銘柄をハウスボトル用としているお店が多く、新規やフリーのお客さんは、ハウスボトルから注文することがほとんど。
いっぽうキープボトルというのは、お客さんがボトルを1本注文して、お店で保管してもらうボトルです。
ハウスボトルよりも高級な銘柄のお酒が多く、お客さんからOKが出れば、キャバ嬢も飲むことができます☆
ここで、焼酎の飲み方の基本パターンをお伝えしましょう!
水割り:焼酎とお水を1:1くらいの割合で混ぜます。
お湯割り:焼酎とお湯を1:1くらいの割合で混ぜます。高年齢のかたが好みます。
烏龍割り:焼酎と烏龍茶を1:1くらいの割合で混ぜます。いわゆる「ウーロンハイ」で、さっぱりした飲み口が魅力です♪
ロック:氷を入れて飲みます。
ストレート:氷も水も入れず、生(き)のままで飲みます。
お客さんによって、飲みかたのタイプはさまざま。
「このお客さんは濃いめの水割りがお好み」「薄めのお湯割り」など、そのかたのスタイルをしっかり覚えておきましょう♡
ここで、焼酎を注ぐときのひと工夫をご紹介!
水割りやお湯割り、烏龍割りなど、割りものと混ぜる場合には、必ず割りものを先に注ぎ、焼酎を最後に注ぐようにしましょう。
焼酎を最後に入れることで、焼酎じたいのいい香りがグラスから立ち昇るのです♪
あわせて、水割りや氷など、氷を使うときの飲み方は、必ずマドラーでくるりと優しく混ぜましょう!
氷と液体をなじませることで、味のムラがなくなり、まろやかな口当たりになりますよ♡
お酒の好きなお客さまは、こうした点に超敏感なので、お気をつけください!
ワイン
赤ワインにせよ白ワインにせよ、1杯単位で注文できるグラスワインか、1本のボトルを頼むボトルワインかが用意されています。
白ワインは、スッキリ・さっぱりした飲み心地のものが多く、やや冷やして飲むのが◎!
赤ワインは、白ワインよりもしっかり・どっしりした口当たりが魅力で、なかにはやや軽めの爽やかな飲み心地のものもありますが、常温で飲むと、その香りや味わいの豊かさを充分に味わうことができます。
グラスに注いであげるときには、入れすぎず、グラスの半分弱くらいをめどにしましょう!
ワインは栓を抜くと酸化がはじまり、品質がどんどん落ちるので、焼酎と違ってボトルをキープすることはできません。
ただ、キャバクラでワインを飲むお客さんは少なく、ワインよりは焼酎やシャンパンのほうが人気のようです。
カクテル
リキュールをベースにした甘いお酒。ジュースのような感覚で飲めるので、女性むけといえます。
使用するリキュールの代表格としては、柚子を使ったリキュールの「柚子小町」、カシスのリキュール「カシス」、パッションフルーツ系を使った「パッソア」などなど。
これらのリキュールをジュースや炭酸水と割り、果汁を足せば、カクテルの完成です♪
お客さん自ら飲むために頼むことはあまりないのですが、キャストのために注文してくれることも!
お値段相場は1000円〜とお手頃なので、お客さんとしても注文しやすいのです。もちろん、売り上げ分はキャバ嬢にバックされますよ♪
とにかく飲みやすいのでお酒が苦手なキャバ嬢にもおすすめですが、ジュースのような感覚で飲めるので、ぐびぐび飲んでいると悪酔いするリスク大!
若いかたの大人数のテーブルでは、リキュールを1本頼み、ソーダやソフトドリンクで割って飲むこともあります。
ヘルプの女の子も巻き込んでわいわい飲んで、売上をあげちゃいましょう!
飲めないキャバ嬢は無理に飲酒せず、「楽しい雰囲気づくり」に注力しよう!
キャバクラに置かれるお酒は、基本的には、お客さんが飲むためのものです。
お客さんにすすめられればキャバ嬢も飲むことができるし、飲めば飲むだけ売り上げとなるわけですが、決して無理してはありません!
「お酒を断ったら、お客さんの気分を害するかも……」「飲めなければ、営業的に不利?」なんてイメージがあるかもしれませんが、そんな心配は無用です。
たとえば、「歌舞伎町の嬢王」として不動のNo.1嬢だった愛沢えみりさんは、「飲めないキャバ嬢」としても有名でした。
体質の問題で、ほとんど飲むことができず、無理して飲んで救急車に運ばれたこともあるのだとか。
たくさんありますよ~!!何回も救急車で運ばれました😂カシオレ一杯で真っ赤になります😭周りの人に協力してもらったり、何より自分が楽しめばお酒を飲めないからって理由でできない事はないと思います!😊キャバクラはお酒を飲むのが仕事なんじゃなくてお客様を楽しんでもらえるのが仕事なんで😊 https://t.co/DTjsRSDLss
— 愛沢えみり (@emirio9o1) February 22, 2018
はじめのころは「飲まなきゃ!」と大変な苦労をされたそうですが、そのうちに、飲めないことをお客さんに正直にアピールするようにしたそうです。
それでも、彼女を指名する客が次つぎに来店し、ドンペリなど高級ボトルの注文が絶えなかったのですから、驚きですね!
重要なのは、シラフでもテンションを高く保ち、楽しい雰囲気を演出して、会話を盛りあげること。
男性は、「綺麗な女の子とお酒を飲んで話したい!」という欲求をもって来店するわけですから、キャバ嬢が飲めなくても大丈夫!
かえって、シラフのほうが冷静に接客できるかも!?
もしもお酒を断りにくい相手であれば、ボーイさんに協力してもらって、フェイクドリンクを用意してもらいましょう!
お客さんにそうとバレないように、お酒のフリをしたノンアルコールの飲み物を持ってきてくれますよ♡
お客さんにフェイクと知られないよう、「ちょっと酔ったフリ」をすることがコツです♪
事前に、フェイクドリンクの合図をしっかり覚けば安心! しっかり対策を立てておきましょう。
お酒が苦手なキャバ嬢は、そのことをお店にちゃんと伝えておこう
当たり前のことですが、お酒というのは、飲めば飲むだけ肝臓に負担がかかるもの。
そのため、ナイトワークの職業というのは華やかな反面、昼夜逆転の不規則生活にストレスの多い労働環境と、体調を崩しやすいお仕事です。
お酒を飲んでも、二日酔いするほど深酒しない、周囲に迷惑をかけるような酔っぱらいかたはしないなど、しっかり自己管理することが大切。
そもそも、未成年のキャバ嬢であれば、飲酒は全体にNG!
お酒を飲めないかたでも、「飲めない人歓迎」を掲げるキャバクラはたくさんあります。
面接時や体入時に、自分がお酒は苦手であることを、お店側に正直に伝えて理解してもらいましょう♪
売上をあげる人気嬢となるためには、飲めなくても、お酒の知識があれば大丈夫!
ガルマネでは、飲めないかたのためのお店選びも、誠心誠意サポートさせていただきますので、お気軽にLINEでご連絡くださいませ♡