キャバクラに置かれるお酒の種類は、実にさまざま。シャンパンにワイン、ビール、ウイスキー、焼酎、カクテル、ブランデー……。

「キャバ嬢としてがっつり稼ぐためには、お酒が飲めなければいけないんだ……」とイメージされるかもしれませんが、大丈夫!

未成年のかたでも、アルコールが苦手なかたでも、キャバ嬢として活躍できる可能性は充分にあるのです♪

「ノンアル接客」でもNo.1にのぼりつめた人気嬢たち

キャバクラでは、お客さんがドリンクを注文してくれたら、その金額の何割かが「ドリンクバック」としてキャバ嬢の給料にプラスされるシステムがあります。

つまり、売り上げを上げるためには、お客さんにできるかぎりたくさん、高いお酒を頼んでもらう必要があります。

シャンパンやボトルの値段は、1本5万円から100万円(!)と高額なので、かなりのバックが期待できますね♪

無理して飲んで、救急車に運ばれたことも!--愛沢えみりさん

というと、「やっぱりキャバ嬢も、自分からお酒をどんどん飲んで、たくさん注文してもらわなきゃ……」と思われるかもしれませんが、「キャバ嬢社長」として名高い愛沢えみりさんは、「飲めないキャバ嬢」として有名!

「飲めない体質」の彼女は、「カシオレ1杯で顔が真っ赤になる」のだとか。それでも「一晩に3000万円を売り上げた」「引退イベントでは、1億円のシャンパンタワーが乱立した」(!!!)などなど、驚愕の伝説を残しています。

飲めなくても売り上げを上げるその秘訣は、ズバリ「素面でも明るいテンション」! お客さんは、綺麗なえみりさんの「楽しい雰囲気」に酔わされて、思わず注文を重ねてしまうわけですね♪

店の外ではノンアル主義!--エンリケ(小川えり)さん

ちなみに、「売り上げ・指名数ともに9年連続No.1」としてかの有名な「エンリケ」こと小川えりさんは、お酒好きなのですが、知られざる「ノンアルエピソード」があります。

上記のインスタ動画には驚愕するばかりですが、彼女は同伴やアフターなどではあえて「飲まない主義」を貫きました!

なんでも「外で飲むと、そのぶん店で飲めなくなるから」店外では飲まないようにしているとのこと。

それでも同伴が多い彼女。仲の良いお客さんとの定番コースは、「ココイチ同伴」だそう(笑)。お酒の力を頼らずに、楽しい雰囲気を演出して指名に繋げる力、脱帽です!

お酒がなくてもお客さんの心をがっちり掴んで離さないおふたり。彼女たちの勇姿は、「飲めないキャバ嬢」を大いに元気づけてくれますね♡

お酒が飲めないキャバ嬢が売り上げを上げる3つのテクニック

 それでは、お酒を飲まなくても売り上げを上げるための具体的なテクニックを、3つご紹介しましょう!

①お客さんと仲良くなる!

先にご紹介した愛沢えみりさんは、「お酒が飲めない」ということを正直に明かしていました。

それでもお酒の注文をとり、売り上げをしっかり上げていたのは、ひとえに彼女が「お客さんに楽しんでもらう」ことを徹底していたから。

仲良しのお客さんには、「高いの注文して♡」とお願いしていたそうですが、関係性が良好であれば、こうしたおねだりもOK! 飲めないからといって、嫌な顔をされることはありません。

「お酒を飲めるか飲めないか」というのは二の次で、まずはテーブルの場の雰囲気や会話を盛りあげることが重要なのです。

②他のキャストやボーイを巻き込んで、大人数で盛り上がる!

実際に、シャンパンなどのボトルを1本入れてもらったら、「まったく飲まない」というのはさすがにマナー違反。

最初の乾杯だけは、「飲むフリ」でグラスを合わせるだけでもいいからご一緒しましょう。

そのあとは、ヘルプの女の子やボーイさんを巻き込むのが◎!みんなでわいわいにぎやかに飲めば、お客さんも楽しい気持ちになるもの。

先に述べたとおり、キャバクラにおいてはお酒を飲むか飲まないかにかかわらず、場を盛りあげることが最重要!

スタッフで協力して、「楽しく飲む場」を演出することがポイントです☆

③ボーイを味方につけて、フェイクドリンクを用意してもらう!

とはいえ、なかには「お酒は飲めません」というと、気分を害する相手も。

そんなときには、ボーイさんを味方につけて、フェイクドリンクを準備してもらいましょう!

「お酒を装ったアルコール抜きのドリンク」を「フェイク」と呼びます。店によっては、ボーイさんとキャストとで「フェイク注文」の合図が決められています。

「フェイク=ノンアルコールドリンク」でなくても、「アルコール薄めでお願いします」というパターンもアリ! あらかじめ、サインをしっかり確認しておきましょう。

お客さんにそうとバレずに、ジュースなどのソフトドリンクを出してくれるので、安心ですね♪

そもそも、女の子にお酒を強要するような店は避けるべし!

実は、なかには「キャストは飲んではいけない」というルールを設けるお店もあるのです。

飲酒すればするだけ、悪酔いや二日酔いのリスクは増大します。キャスト自ら無理してお酒を飲むのは絶対にNG!

店の売り上げに貢献してくれたとしても、お酒で大変な失態を犯してしまう……なんてことも。

くわえて、一般人とは生活時間が異なるナイトワークは、体調を崩しやすいもの。無理してお酒を飲んで具合が悪くなっては、店側にかえって迷惑をかけることになります。

しかし、なかには「キャストは酒を飲むのが当たり前!」という方針のお店もあるので要注意。

そのようなお店は客層が悪いことも多いので、だからこそ、お店選びがとっても重要! 面接や体験入店のタイミングで、その点をしっかりチェックしておきましょう。

ガルマネでは、お酒が飲めないみなさまのお店選びのご相談、いつでもお待ちしております♪ お気軽にLINEくださいませ♡