「疑似恋愛」を楽しむ華やかなキャバクラという場所では、キャバクラ嬢はいわば、夜ごと「恋愛」しているようなもの。

いったいプライベートでは、キャバ嬢はどのように恋愛をしているのでしょうか?

今回のガルマネ編集部は、キャバ嬢の「恋愛事情」を大調査! 彼氏として多い、3つの人種をご紹介。それぞれのパターンにおいて、キャバクラでの仕事に注力しつつも、恋人と長続きさせるための方法を教えちゃいます♡

①「営業相手」から「恋愛対象」に発展!——「お客さん彼氏」

お客さんというのは、「売り上げが欲しい!」という気持ちから営業をかける相手。

しかし、店での会話や、アフターや同伴などの食事の時間、つまりは「店外デート」の時間を何度も重ねるうちに、本当の恋に落ちることも……♡

実際、指名客と付き合って、結婚まで至ったキャバ嬢はたくさんいます! このあたりの事情は、ぜひぜひ下記のコラムもあわせてご参照くださいませ♡

コラム「お客さまとの恋愛ってアリ?  ぶっちゃけ事情、教えます♡」はコチラ♪

とはいえ、もしもお客さんを本気で好きになってアタックしても、「どうせ接客の一環でしょ?」「色恋営業かけられてるのかな……」という不安を抱かせてしまいがち。

付き合えたとしても、彼とのデート中に、ほかのお客さんからの電話やメール、LINEが続く……という状況が続くと、彼の不満を蓄積させてしまう可能性もあります。

ほかのお客さんとの仲を嫉妬されたり、浮気を疑われたりして、破局に至ることも……。

長続きポイントプライベートでは、彼との「特別な時間」を大切に!

「お客さん彼氏」と長続きするポイントは、仕事と私生活のオン・オフをしっかり切り替えて、「彼との時間」を100%大切にすること!

昼職ワーカーであるお客さんであれば、普段の生活時間帯が異なるので、平日はほとんど会えません。

そのことをあらかじめ覚悟したうえで、たとえ会える時間が少なくても、こまめに連絡をとって彼との「つながり」を大切にする心がけが重要!

くわえて、お仕事がお休みの日には、彼と一緒に過ごす時間をめいっぱい楽しみましょう! お客さんから連絡がきたりするかもしれませんが、彼の前では極力控えて。

「仕事は仕事で一所懸命やるけど、プライートはあなたひとすじ!」という姿勢をアピールすることが大切です。彼としても、「仕事以外の時間を独り占め!」という「特別感」を感じることで、安心してくれます。

要注意ポイントは、キャバクラでの仕事の愚痴を言いすぎないこと! 一般人の感覚からすれば、やはり「キャバ嬢」という仕事を辞めてほしいという気持ちが少なからずあるもの。

あんまり愚痴を言いすぎると、「じゃあ辞めれば?」となり、要らぬ口論のもととなります。

「キャバ嬢という仕事も楽しいし、あなたとの時間も大切にしたい」——そんな気持ちを素直に伝え、オン・オフの区別をしっかりつけながらも、「あるがままの自分」を受け入れてもらう努力をすることが、無理なく長続きさせるコツです♪

②「職場内恋愛」の安心感は絶大!——「ボーイさん彼氏」

キャバ嬢の彼氏として実は多いパターンが、「ボーイさん彼氏」!

出勤のたびに同じ時間を過ごすわけですから、距離が近くなるチャンスはそれだけたくさんあります。

くわえて、ボーイさんは特定のキャストの「専属マネージャー」的な役割を担当することが多く、仕事のトラブルや私生活の悩みなど、広い範囲で良き「相談相手」となってくれます。

キャバクラという大変な「競争社会」では、本音で話せる相手、自分を理解してくれる存在は、とっても大切。

最初は「友達感覚」だったけど、だんだん彼の存在が大きくなってきて……という傾向は多いのです♪

しかし、大体のお店では、「基本的に、従業員同士の恋愛は禁止」というルールを決めているのでご注意を!

「恋愛関係を持ち込まれると、店の雰囲気を乱すから」というのが、その理由。ルールを破ってそれがバレたら、罰金(ペナルティ)が発生することもあります。

長続きポイント・仕事に「恋愛」を持ち込まず、より一所懸命打ち込むべし!

「ボーイさん彼氏」と付き合ううえでは、店にバレるか否かが最大の注意点ではありますが、「2人の関係性を隠すべし!」というと、語弊があるかもしれません。

重要なポイントは、店に迷惑をかけないように、お互いがしっかり心がけることです!

店が「ボーイとキャストとの恋愛」を禁じているのは、ボーイが彼女であるキャストをえこひいきしたり、ケンカ中であれば営業中もギクシャクしたり……なんて可能性を考えるから。

「付き合っていたボーイと別れたから、店を辞めたい」なんて事態も、避けたいところですね。

これはナイトワークの世界にかかわらず、「職場恋愛」の基本ですが、私情を仕事に持ち込むのはやめましょう!

キャバクラという世界の特殊性で、仕事中には「わたしの彼氏なのに、ほかの女の子にベタベタしてる・されてる!」といった嫉妬心も芽生えがちですが、「女の子の機嫌をとるのが彼の仕事!」と割りきって。

「ボーイさん彼氏」にしても、「自分の彼女がほかの男と仲良くしている」という光景は、おもしろくないものです。お互いさまですね。

お互いの「仕事」をいかに理解し、より一所懸命仕事に励むことができるか——お互いを高める関係性を築けるかどうかが、「ボーイさん彼氏」と長続きするカギですよ♪

同業者だから、苦しみを分かち合える--「ホスト彼氏」

キャバ嬢という職業柄、「店以外での男性との出会い」として多いのが、ホスト!

営業終了後、「キャスト同士で飲みにいこう!」となったとき、ホストクラブに行く機会も多いのです。

ホストというのは、女性を楽しませるのがお仕事。日々の仕事で疲れた心を癒してくれるイケメンなんて、好きになってしまうのも当然かも!?

ホストが優しく扱ってくれるのは、あくまで「営業」の一環だとはいえ、ホスト側からすれば、「同業者」であるキャバ嬢には、普通のお客さんには言えない悩みや苦しみを話しやすく、心を開いてくれることも。

「仕事の悩み」を分かち合えるというのは、大きいメリットですね♪

その点、「ボーイさん彼氏」にも同じことがいえますが、キャバ嬢の頭痛の種である「売上競争の過酷さ」や「ノルマの苦しみ」を知っているのは、ホストのほかにはいないのです。

キャバ嬢とホストとしての共通点としては、「お金に対する感覚」も挙げられます。付き合ううえでは、この点は非常に重要!

2人の金銭感覚にズレがあると、ギクシャクしてしまいがち。キャバ嬢もホストも、大金を手にする機会の多い仕事ですから、一般人とは感覚が合わないこともしばしば。

生活時間帯が同じというのも、うれしいポイントです♪ なかには、同棲して夕方に揃って出勤し、深夜の同じ時間に帰宅して……というように、一般人の生活時間帯とはズレながらも、おだやかな「2人の夜型生活」を営んでいるキャバ嬢・ホストカップルも♡

長続きポイント・彼の「一番の理解者」になってあげよう!

「ホスト彼氏」と付き合いを続けるうえで、やはり悩ましいのが、彼の女性問題!

「仕事」とわかっていても、好きな人が女性と親密にしている姿を見ると、どうしても嫉妬してしまうもの。

長続きさせるには、とにかく心を平静に保つこと!

キャバ嬢が「ホスト彼氏」と別れるきっかけとして多いのが、「お互いのヤキモチ」。

男性に共通する特徴ですが、彼らは自分の行動をうるさくチェックされることを嫌がります。女性側が「浮気しているんじゃないの?」「そんなにスマホばっかり触らないでほしい」なんて、感情的に口を出すのは絶対にダメ!

男性としては「おれのこと信じてないの?」「仕事なんだから、うるさく言わないで黙っててくれ」となり、ギクシャクしはじめてしまうのです。

自分の彼氏が、女性からの連絡の絶えない「売れっ子ホスト」であることを、むしろ誇りに思うくらいの余裕をもつべく心がけましょう! 「大人の対応」が必要です。

女性側が寛容な気持ちで彼の仕事を応援してあげられれば、彼氏としては「おれのことを理解してくれてありがとう」という気持ちが生まれ、2人の関係はより強固に!

ホストというのは、誤解されやすい仕事であるからこそ、「彼の一番の理解者」になって上げることが、長続きさせるポイントです☆