
「ナイトワークで働きたい!」と考える人が意外と戸惑うのが、キャバ嬢とホステスの違い!
どちらも仕事内容としては、「お酒の席でお客さんに接客する」というイメージはあるものの、両者がどう違うのか、どちらで働けばいいのか……。悩むかたは多いでしょう。
今回のガルマネ編集部では、そんなキャバ嬢とホステスの違いを徹底解説!
それぞれの特徴をふまえたうえで、あなたに合ったお仕事がどちらなのか、選ぶうえでのポイントも教えちゃいます♪
ホステスはママがいるクラブで働いて、複数人で接客!

ホステスは、基本的にはクラブで働く女性を指します。
そもそもクラブというのは「接待飲食店」と分類され、キャバクラよりも料金設定は高め。
そのため「高級クラブ」とも呼ばれ、銀座に多いですね!
店の性格上、来店する客層は年齢が高めで、50代以上のかたがほとんど。
かなりの高ステータス・高所得者を相手にするため、ホステスには容姿の美しさのみならず、知性と教養が求められます。
ホステスには20代、30代の人が多く、キャバ嬢よりも年齢層は高め!
お店にはママがいて、ママはホステスとして接客もしますが、お店の経営や運営、キャストの教育も担う最大の権力者。
ママのキャラクターによって、店の雰囲気やコンセプトが大きく異なるので、ホステスとして長く勤められるかどうかは、ママとの相性が大切!
ホステスの接客方法は、ひとりのお客さんに対し、何人かのホステスがテーブルにつきます。
すなわち、ほかのホステスとのチームプレーが求められますが、同時にライバル関係にもあり、お店の人間関係はちょっと複雑かもしれません……。
そのため「女同士の関係」をうまくやれる人が大成する傾向にあります。
キャバ嬢はキャバクラで働いて、マンツーマンで接客!

キャバ嬢は、ホステスと同じ水商売でありながら、いろいろな点に違いがあります。
まず当たり前のことですが、働く場所はキャバクラ! ちなみにキャバクラとは、「キャバレークラブ」の略称です。
店長が経営と運営を行ない、在籍キャストの一人ひとりに黒服が担当してくれて、女の子をサポートしてくれます。
黒服はクラブのママとは異なり、キャストを立ててサポートしてくれるので、圧のあるママを相手にするよりも緊張せず、いろいろ相談できるかもしれません☆
来店する客層は幅広く、クラブのような年齢層高めの一流男性から、若くても財を築いた勢いのある男性、一般的なサラリーマンまで、さまざまなお客さんと出会う機会があります。
店の雰囲気で客層は違うので、自分が接客しやすそうなお客さんが多いお店を選びたいですね♪
キャバ嬢の多くは10代から20代後半ですが、最近では30代でも活躍する女性が増えました。
接客スタイルは、基本的には、1人のキャストがお客さん1人に対応します。
高級店にはハイクラスのお客さんが多く、落ち着いた会話が求められますが、一般的なお店では若い男性客も多いので、軽いノリも必要です!
ホステスとキャバ嬢、どっちで働くのがメリット大?

キャバ嬢とホステス、どちらで働けばいいのか?――それを考えるには、両者の給料システムや勤務実態をしっかり理解しましょう!
給料システムは?
キャバクラでは時給制+売上歩合制のお店が多く、基本給に売上金額の何割かがバックされるシステム。
クラブでは、お店によってルールが大きく異なります。
キャバクラと同様の「基本給+売上歩合」か、「売上歩合」のみか……。売上歩合のみを給料とする場合は、売り上げた額の50%ほどが給料となるようです。
クラブはキャバクラと異なり永久指名制度を採用しているので、指名替えのリスクはなく、いちどお客さんがついたらある程度の収入が保証されるといえます。
クラブでは時給制よりも日給制が主流なのも、キャバクラと異なるポイント!
そのため、早上がりしても給料額は変動せず、安定した収入が保証されますが、長く働いても残業代が発生しないことには注意が必要です。
ノルマは? 罰金は?
ホステスのほうが時給・日給設定金額は高めでお金をたくさん稼げそうですが、思わぬ落とし穴がノルマの有無!
大半のキャバクラでは、最近はノルマの代わりに「売上目標」を設定しています。
売上目標を達成せずとも、ペナルティは発生しません。
いっぽうクラブでは、いまだにノルマが存在します。
具体的な売上金額ではなく、同伴本数をノルマとするお店が多いですね。
ほか、イベントノルマもあり、バースデーや季節イベントにはお客さんを必ず連れてこなければなりません。
ノルマを達成しなければ、もちろん罰金が発生し、給料から天引きされます。
服装は? メイクは?
キャバ嬢は、華やかなドレスが基本! ヘアスタイルもメイクもやや派手めでゴージャスな雰囲気が求められます。
ホステスもドレスが多いですが、キャバ嬢よりは大人っぽく、上品で落ち着いた印象。イベントなどで着物を着る機会も多い!
どちらも最低限のマナーが求められますが、ホステスのほうがより高度なマナーが必要とされます。
この点、ママのチェックも厳しく入るので、ちょっと煩わしく感じる人もいるかもしれません。
まとめ――若いなら、まずはキャバクラで水商売デビューがオススメ!

キャバクラとホステスの違いから、ガルマネ的には、若いのであればまずはキャバクラで水商売デビューするのがおすすめ!
キャバクラのほうが客層が広く、お店の種類もたくさんあるので、個性が尊重されるといえます。
最初はキャバクラで経験を積み、知的で上品なノリが合っているのであれば、いずれはホステスに転向するのもアリ!
年をとっても水商売を長くやりたいのであれば、いずれはホステスになるのが◎ですが、「ナイトワークは若いうちだけ」と決めているのであれば、キャバ嬢のほうが後腐れないかもしれません。
ガルマネでは、歌舞伎町キャバクラを多数ご紹介しておりますが、会員制クラブのような高級店から、若いお客さんの多い賑やかなお店まで、たくさん紹介先を揃えております!
まずは体験入店から、ナイトワークの世界を実感してみましょう♡