営業メールは、キャバ嬢の売り上げを大きく左右する重要な武器! どんな内容を送ればいいの? いつ送ればいいの?……今回は、キャバ嬢秘伝の「売れる!営業メール術」を、ごっそりレクチャーしちゃいます♡

まずは基本!「送るタイミング」を見極めよ!

どんな内容を送るにせよ、まず覚えておくべきことは、「メールを送るべきタイミング」を見極めること。

たとえば、奥さまやお子さんのいるお客さまには、「家族との時間=平日の夜や休日の日中」に送るのは絶対にNG! 同様に、彼女のいるお客さまにも同じ気遣いが必要です。

せっかく送った営業メールを奥さまや彼女に見られ、「このメールなに?」と詰問されて、要らぬ火種を植えてしまうかもしれません。男性もいらぬ心配をかけたく無いからと、連絡を控えてしまうかもしれません。

そこで、メールを送るタイミングとしては、お客さまが仕事をしているであろう平日の昼休みの時間を狙いましょう! サラリーマンであれば、ひとりで昼食をとる人も多く、手持ち無沙汰なときにメールが届けば、するっと返信をくれる可能性は大♪

「平日の日中」に加えてもうひとつ、オススメのタイミングをご紹介しましょう。それはズバリ、「平日の出勤時間」!

キャバ嬢は夜遅いお仕事なので、「どうせ昼過ぎまで優雅に寝ているんだろ」と思われがち。そんなキャバ嬢から、平日7〜9時の間にメールがくれば、「この子、意外にちゃんとしているんだな」と好感度が上昇すること間違いなし♪

さらに、出勤時間のサラリーマンは、その9割がスマホを触っていると言っても過言ではありません。スマホでビジネスメールをチェックしている人ももちろんいますが、ニュースを見ている人、ゲームをしている人、マンガを読んでいる人……。通勤時間というのは、いつだって忙しいサラリーマンにとって、唯一の「くつろぎ時間」なのです。そんなときにメールを送れば、難なく返信をもらえるかもしれませんよ♪

応用編!〈タイミング×内容〉の方程式で心を掴め☆

このように、「平日の日中」と「通勤時間」は、鉄板の「メールすべきタイミング」ですが、さらにもう一歩進みましょう。

「相手がメールをほしいタイミング」を掴み、「言われたい言葉」を投げかけてください!

たとえば、相手が暇を持て余している時間に「今なにしてますか?」、重要な会議の前に「今日は会議だよね、頑張ってね♡」、出張の最終日に「出張、やっと終わりかな? お疲れさま!」、誕生日に「ついに◯歳だね! おめでとう☆」……。このように、「メールを欲しいタイミング」で「欲しい言葉」が届けば、誰だってうれしいもの。

そのためにも、お客さまとの会話から「彼の今後の予定」を聞き出したなら、しっかりメモしておきましょう! お客さまの「重要な日」は、キャバ嬢にとっては指名をとるための大きなチャンスになり得るのです。

そして、メールを送るときには、「あなたは特別な人」というスタンスを維持した内容を意識することが重要!

「なんだ、営業メールか……」とすぐに悟られるようなメールでは、お客さまの心も冷めてしまいます。「この子、俺のことを本当に気にかけてくれているんだなぁ」「俺の話をちゃんと聞いていてくれてたんだなぁ」と思わせるようなメールを送ることが大切です。

実際のメール文面から、具体的に解析してみましょう!

例)

×「きのうはありがとうございました! 二日酔い、大丈夫ですか? お仕事頑張ってくださいね☆」

◯「きのうはありがとうございました! ◯◯さんが話していた映画、さっそくレンタルしてきました♪見終わったら、感想をメールしますね♡」

この二つのメールでは、もちろん後者の勝ち!

前者は「営業感」が溢れていて、「誰にでも同じ内容を送っているんだろうな……」と思わせます。それに対し、後者は「そのお客さまとだけ話した話題」が盛り込まれていて、「この子、俺の話に本気で興味を持ってくれてたんだ!」と、うれしくなります。

このメール文面はあくまで一例ですが、このように「そのお客さまと話した話題」を少しだけプラスするのはとっても効果的♪ テレビの話、芸能人の話、スポーツの話、趣味の話……。「あなただけと交わした話」の「プラスアルファ」を盛り込みましょう☆

こんなメールは送るな!NG集

最後に、これはだけは絶対やっちゃダメ!な営業メールのルールをご紹介します。

これってメルマガ? それともブログ? 定期営業メール

店によっては、「お客さまに忘れられないように、定期的にメールをすること」と指示する店もあります。ですが、お客さまに定期的にメールを送ると言っても難しいもので、結局「おはようございます! 今日もいい天気ですね☆」「今日の朝食は◯◯でした♡」といった無難な文章に陥りがち。

こうした「単なる定期連絡メール」は、「ただの自分報告」に陥りがちで、個人ブログを無理やり読まされているような印象を与え、げっそりさせてしまいます。

結構バレてるから! 一斉送信

たくさんのお客さま一人ひとりにちゃんとメールするのはなかなか骨が折れるとはいえ、一斉送信はやめましょう。お客さまからすれば、意外にバレてるものなのです。

まずい例としては、「一緒に店に行ったツレにも、同じ文章のメールがきた……」というケースも。「とにかく営業しよう!」と躍起になり、考えなしに営業メールを送りつけた結果の失策と言えます。

やっぱ営業かよ……「お店に来て!」

いくらお店に来てほしいという気持ちがあっても、「お店に来て!」と直接的に言っちゃうのはNG。「やっぱり金目当てか」と思わせてしまい、好感度は大きくダウンします。

とはいえ、「会いたいな♡」ならセーフ! 「お店に来て」という直接的な要求はせずに、「お店に来てほしいな♡」という気持ちを伝えられればベストです☆

最後に、もう一つ覚えていただきたいことがあります。それは、「個性」をプラスすること!

メール文面には最低限の礼儀は必要ですが、絵文字の使い方や語尾の調子など、あなただけの「個性」をプラスしてください! 「他のキャバ嬢にはない、あなただけの魅力」は、キャバ嬢にとって大きな武器。営業メールも、「あなただけの個性」を表現するための大切なツールです。  

いかがでしたか? これらの「営業メール術」を駆使して、売り上げをどんどん上げちゃってくださいね♡