
キャバクラ業界には、知られざる専門用語がたくさん!
キャバ嬢初心者であれば、店内で飛び交う言葉の意味がわからず、戸惑うこともしばしば……。
そこで今回は、これだけは押さえとけ!なキャバクラ業界用語をまとめちゃいました♡
基本中の基本! 「接客関係」の用語編
指名
接客してくれる特定のキャストを指定すること。
お客さんが入店時に女の子を指名することを「本指名」、店内で気に入った子を見つけて指名することを「場内指名」といいます。ごくまれに、お客さんが2人のキャストを同時に指名する「ダブル指名(ダブル)」という状態もあります。
指名替え
指名キャストをほかの子に替えること。「チェンジ」という呼び方も。キャバクラ店では基本的に、お客さん自ら「指名替え」をしないかぎり同じ子がテーブルに付く「永久指名」というシステムです。
写真指名
看板などの写真からお気に入りのキャストを見つけて指名すること。
待機
指名のないキャストが出番を待つこと。「待機席」と呼ばれるスペースに座ってスタンバイします。
ヘルプ
指名したキャストが離席中に客席につき、代打で接客するキャストのこと。ヘルプ接客中は、名刺や連絡先を交換したり、勝手に営業電話したり営業メールを送ったりするのはNGです。
空名(空名刺)
お店の名前と住所のみが書かれた、「ほぼ白紙」の名刺。体入中、あるいは新人キャストが使います。お客さんに渡すときには、その場で自分の源氏名や連絡先を書き込みます。
売上アップにつながる!? 「営業」関係の用語編
同伴
キャストがお客さんと店外で待ち合わせて一緒に入店すること。同伴するとお客さんには「同伴料」が課され、キャバ嬢には「同伴バック」が入ります。一般的には、開店前に食事などの店外デートを楽しんでから入店するケースが大半ですが、売れっ子嬢の場合は、店の前で待ち合わせて入店する「店前同伴(店下同伴)」も!
アフター
お店の営業終了後に、お客さんとキャバ嬢とが遊ぶこと。飲みに行ったりカラオケに行ったりと行き先はさまざまですが、キャバ嬢にとっては「サービス残業」のようなもので、アフターぶんの時給は発生せず、あくまで「キャバ嬢の自由意志によりお客さんへのサービス」となります。
色恋営業
お客さんに対し、本気で恋愛感情があるかのように思わせて指名や飲食の注文をとる営業スタイル。キャバクラは疑似恋愛を楽しむ場所ですが、「本気であなたが好き!」と思わせると、のちのちトラブルになるリスクも……。逆に、恋愛関係抜きの「友達」のような立ち位置で親しく接客することを、「友達営業」といいます。
枕営業
お客さんと肉体関係を結んで指名をとる営業方法。水商売では最も厭われる行為であり、バレればお店から罰金を課されるリスクもあり、周囲のキャストからは冷たい視線が……。
キャッチ
黒服が、お店の外で声をかけたりチラシを配ったりしてお客さんを捕まえること。「客引き」ともいいます。最近では「迷惑行為」とされて法律的に禁止されている地域がほとんど。
裏引き
キャバ嬢が、お客さんをお店には呼ばず、こっそり店外で会って直接お金をもらうこと。キャバ嬢からすれば、お店を通さないぶん得られるお金が多いのでおいしい話なのですが、店側は、お店の利益にはならないために固く禁止しています。裏引きしていることがわかれば即罰金、あるいは強制退店させられるケースも。
「お客さん」絡みの用語編
フリー
入店時に指名をしなかったお客さんのこと。「ビジター」とも呼びます。フリー客には、3人のキャバ嬢が15分ほどローテーションで接客します。キャバ嬢は、この短い時間で好印象を与えられれば、指名ゲットの大チャンス! とくに、新規(=初めて来店する客)は狙いめです。
一見さん
初回入店のお客さんのこと。あるいは、なかなか来店しないお客さん。「常連さん」の反対語です。
太客
たくさんお金を使ってくれるお客さんのこと。ナンバー入りする人気嬢は、この「太客」を何人もキープしているようです。
出禁(出入り禁止)
お客さんが、お店でトラブルを起こして入店NGとなること。お店で酔って暴れたり、キャバ嬢に暴言を吐いたり……。いちど出禁となると、近隣のお店でその情報が広まり、エリア一帯で出禁となることも。
ウェイティング
お客さんがカウンターや座席で待っている状態のこと。上記の「待機」と混同しないように要注意!
お水ならでは!な「お金関係」の用語編
セット料金
お客さんがキャバクラに支払う基本料金。いわゆる「テーブルチャージ」です。多くの店舗では1セットを1時間制と設定し、その間、ハウスボトルのお酒なら好きなだけ飲むことができます。
延長料金
1セットの時間が過ぎても滞在したい場合に支払う料金。延長時間を確認する店と、確認せずに自動的に延長(=「自動延長」)する店があります。
サービス料
「接客」に対して発生する料金。多くのお店では、全体の20〜25パーセントと設定され、会計(チェック)時に「TAX」として上乗せし、お客さんに請求します。
指名料
「指名」に対して発生する料金。場内指名であれば1000〜3000円、本指名であれば2000〜3000円と設定されます。有名嬢は、指名料だけで10000円という金額の場合も!
持ち込み料
通常、お客さんがキャバクラにお酒や食べ物の持ち込むことはNGですが、なかには持ち込みOKのお店も。その場合、お客さんには「持ち込み料」が課されます。
売り掛け
お客さんが「今日の飲食代金は後日払うね」とする「ツケ払い」に対して、キャストがお客さんの飲食代を立て替えること。あるていどしっかりした身元のお客さんが多い高級クラブではよく見られるシステムですが、キャバクラではあまり行なわれていません。売掛金を回収できなかった場合、キャストの給料から自動的に差し引かれます。
バック
指名料や飲食代、同伴料など、売り上げた金額のなかからキャストに支払われる歩合給のこと。基本給(保証給)にプラスして支払われるので、バックをどのくらい得られるかが、キャバ嬢の収入に大きく影響します。
ノルマ
「売り上げ◯円」「同伴◯件」など、営業上の目標としてお店から設定されるもの。達成できなければ、給料がダウンすることも。とはいえ、最近ではノルマを設定するお店は少なくなり、代わりに「売り上げ目標(=達成できなくても、ペナルティが発生したり給料がダウンしたりすることはない)」を設定するお店が増えました。
天引き
ヘアメイク代やレンタルドレス代、寮費用など、キャストの給料から差し引かれるもの。お店によって天引きされる項目は異なるので、体験入店時や面接時に確認しておくと安心です。 さもないと、初給料日に「思ったよりもらえなかった……」なんてがっかりすることに。
知らなきゃリスク大! 「キャバクラのルール」関係の用語編
風紀
キャストと店の男性スタッフ(黒服、ボーイ)とが、男女の関係をもってしまうこと。「プライベートの関係を仕事に持ち込まれると、店の雰囲気全体に悪影響を及ぼす」という理由で、ほとんどのお店で禁止し、風紀を破ると高額な罰金が発生します。
爆弾(爆弾行為)
キャバクラで絶対にやってはいけないとされるタブー。上記の「風紀」もそうですが、ほかには指名客を横取りする、ヘルプ中に連絡先を交換する、裏引きする、枕営業する、などなど。
罰金
遅刻や欠勤、爆弾行為などにていして発生するペナルティ。給料から自動的に差し引かれます。
初心者は初耳? 「ドリンク関係」の用語編
ハウスボトル
お客さんのセット料金に含まれるなどのお酒。ウィスキーや焼酎が多く、追加費用は発生せず、飲み放題です。
キープボトル
お客さんが好みのお酒をボトルごと注文するお酒。次回来店時まで保管されます。シャンパンは炭酸なのでキープできませんが、焼酎やウィスキーはキープOK。
アイスペール
氷を入れておく容器のこと。焼酎などのボトルを注文されたら、グラスやタンブラー、チェイサー(氷水)と一緒に用意します。
割り物
ミネラルウォーターやウーロン茶などのお茶類、ソフトドリンクなど、お酒を薄めるための飲み物。割り物を注文するにもドリンク費用が発生します。おもにピッチャーで提供され、2000〜3000円が相場。
「お店の形態」関係の用語編
オーラス
2つの意味があります。ひとつは、キャストがオープン(営業開始時間)からラスト(営業終了時間)まで働くこと。あるいは、お客さんがオープンからラストまで滞在すること。
ラスソン(ラストソング)
営業終了間際に店内に流れるBGM。ラスソンで売り上げを上げたナンバー嬢がカラオケをするお店もあります。
朝キャバ
キャバクラは、風営法上は深夜の営業禁止とされていますが、最近では、閉店後に清掃やレジ締めなどのクローズ作業を終え、5〜6時からあらためて店をオープンするお店が増えました。終了時間は店によって異なりますが、昼まで営業するお店が多く、このように朝から昼まで営業する形態のお店を「朝キャバ」と呼びます。
昼キャバ
昼12時前後にオープンし、夕方や夜まで営業する形態のお店。「朝キャバ」の営業時間とやや被りますが、「日中も営業するお店」を「昼キャバ」と総称することもあります。
大箱
規模の大きい店舗のキャバクラのこと。反対に、規模の小さいお店を「小箱」といいますが、席数が60席以上あるかどうかがだいたいの目安となります。
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今回は、初心者が絶対に知っておくべき用語をピックアップしてまとめました♪
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