
「体験入店(体入)」とは、キャバクラ店などのナイトワーク職に本入店する前に、お試しで働くことができるシステム!
女の子が店舗の雰囲気や接客の実態を肌で感じ、自分に合っているかどうかを判断するための「お試しキャバ嬢期間」ですが、日払いで即給料がもらえるのはうれしいですよね!
けれど、そんな便利なシステムを使って、「体入荒らし」を繰り返す女性も……。
今回のガルマネ編集部では、噂の「体入荒らし」の実態を徹底解説しちゃいます!
「体入荒らし」とは?

「体入荒らし」とは、本入店する気はないのに、給料ねらいで体験入店を何店舗も繰り返すこと!
キャバクラのみならずガールズバーやラウンジにも存在するシステムですが、いわば1日だけの日雇い感覚でキャバクラで働き、その日のうちに日当をもらうのが体入荒らしの目的。
最近では、スマホからかんたんに求人情報をチェックして応募できるので、気軽な気持ちで体入荒らしをしてしまう人が多いようです……。
歌舞伎町キャバクラでいえば、体験入店は時給2000円〜5000円で4時間以上の勤務が相場。
すなわち、1日で8000円〜20000円がゲットできちゃうんですから、たしかに超オイシイ!
しかし「体入荒らし」は、キャバクラ業界ではとにかく嫌われる行為です。
「体入荒らし」「保証荒らし」は、店側からとにかく忌み嫌われる!

そもそも体験入店とは、お店側の「うちの店で働いてほしい!」という切なる希望から成り立つシステム。
多くの店では、体入時の時給は、本入店時と変わらない金額に設定されています。
入るか入らないかわからない女性にこれだけ支払うというのは、一種の「先行投資」「大判振る舞い」であり、「無駄遣い」ともいえますが、よいキャストをひとりでも多く集めるために、お店側も必死なんですね……。
ちなみに、「体入荒らし」と似たような迷惑行為として、「保証荒らし」もあります!
これは本入店後、保証期間が設定されるうちだけ働いて辞めてしまう行為のこと。
入店して1〜2ヶ月は「保証期間」として、指名や売上がとれなくても最低日給が保証されますが、この期間を超えると積極的に営業しなければ、給料が得られなくなってしまいます……。
そこで、「保証期間だけ働いて次の店に行こう!」と考えるわけですが、これもやはり業界のタブーのひとつです!
体入荒らしをするとどうなる?

体入荒らしを繰り返すと、そのエリア内のキャバクラで、あなたの名前が知れ渡ることになります!
かつてのキャバクラ業界では、お店どうしのライバル意識が強く、他店との関係はあまりよくなかったのですが、最近は大きく変わりました。
キャバクラ激戦区の歌舞伎町でも、店間の関係性は非常に良好で、営業終了後には黒服や店長さんがほかのお店に遊びにいったり、同業者の付き合いとして飲みにいったりすることもしばしば。
そんな状況では、情報交換の機会も多く、体入荒らしや保証荒らしなどの要注意情報はすぐに知れ渡ってしまうのです!
たとえばあるエリアでは、困った客などの情報もすぐに同業者ライングループで共有されて、出禁になるのだとか。
体入荒らしも同じで、あまり繰り返して顔と名前を覚えられると、業界のブラックリストに載ってしまい、面接で落とされるようになるでしょう。
さらに、体入荒らしで20万円以上を稼いでしまったら要注意!
年収が20万円を超えると、確定申告が必要となります。
普通のアルバイトや仕事であれば、勤め先の企業がやってくれますが、体入荒らしで稼いだ場合は勤務先が毎回違うので、自分で確定申告をしないといけません。
バレた場合、「無申告」として罰金が発生する可能性も!
店側は「体入荒らし」をつねに厳しくチェックしている!

とはいえ、「体入荒らししてやろう!」という明確な意思がなくても、「体入したけど合わなかった」という純粋な理由で、体入を繰り返してしまう人もいますよね。
このあたりは非常にグレーな部分で、「体入荒らし」が非難されにくい理由のひとつです。
けれど、お店側としては、次のようなポイントをチェックして、体入荒らしかどうかを見極めているのです!
①面接時に、話を適当に聞いている感じがする
面接では、店長さんや採用担当の黒服さんが、お店や給料などの制度をていねいに説明してくれます。
働く側にとっては超重要な話を聞き流すのは、体入荒らしの特徴でもあります!
まじめに働く気がないという姿勢の表れですよね。
②やる気が見感じられない
①に関連しますが、実際にお店に出てみてやる気が見られないのも、体入荒らしならでは。
体入荒らしとしては、「きょうだけお店に出ればいいや」という気持ちがあるわけですから、お仕事を頑張る気はゼロ。
なかには、お客さんに対して「体験入店なので連絡先は交換できません」と言い切る人もいますが、お店側は厳しくチェックしています。
体験入店とはいえ、本気でキャバ嬢として稼ぎたい気持ちがあるのなら、お客さんの名刺は超重要!
③無愛想で、給料をもらったらすぐに帰る
体入荒らしのほとんどは、面接までは愛想良く振る舞いますが、体入したとたん態度が悪くなります。
体入荒らしは、お店に出るまでがゴールで、勤務時間さえどうにかやりすごせれば、給料をもらってあとは帰るだけ。
通常のケースでは、体験入店のお給料を受け取ったあとに、本入店の意思を聞かれ、出勤日の調整に進みますが、ここでそそくさと帰る人は「体入荒らし」と認定されやすいです。
まとめ

体入荒らしをやる理由として多いのが、「体験入店の方が時給が良いんだから、ずっと体験入店したほうが得」「ずっと同じお店で働いていると、人間関係やノルマが面倒……」というもの。
だからといって体入荒らしを繰り返しても、メリットはなにもありません!
体入荒らしはブラックリストに載って出禁になってしまいますので、「稼げる限界」が必ず訪れます。
体入荒らしでお金を稼ぐよりも、ひとつのお店でふつうに頑張ったほうが、はるかに効率的でおすすめ!
それにキャバ嬢という仕事は、やればやるだけ経験値になってスキルが上がり、稼げる可能性は拡がります。
ガルマネでは、未経験者でも長く、無理なく働けるような、よい環境のお店をご紹介させていただきます!
気になるかたは、お気軽にLINEにてご相談くださいませ♪
体験入店については、過去コラム「確認必須!「体験入店」6つの要チェックポイント☆」もあわせてご参照ください♡