
「夜の蝶」と崇められ、「夜の世界」に美しくにこやかに君臨しつづけるキャバ嬢ーーそんなキャバ嬢だからこそ、その「引き際」も鮮やかに飾りたい! しかしキャバ嬢のみなさまは、どんなときに退店を決意するものなのでしょうか?
今回のガルマネ編集部では、キャバ嬢が「辞めどき」を考えるきっかけとなる、3つの「壁」を分析しちゃいました☆
キャバ嬢にとって永遠の悩み!?——「年齢」の壁
キャバ嬢というのは、接客が重要ですが、現実世界、容姿や外見も重視されるもの。もちろん、接客するに当たってはその「中身」も問われますが、やはり「年齢」、すなわち「老い」がキャバ嬢を続けるうえでの大きな壁になっているというのは、事実です。
店によってキャバ嬢の年齢層はさまざまですが、キャバクラでは、20代前半〜30代前半までの女の子が多いです。
とあるキャバクラの店長によれば、「30歳を超えると、女の子たちはしぜんと、『自分の限界』を感じる」とのこと。店に自分よりも若いキャストが増えはじめると、エネルギーや容姿の違いから、「世代の違い」をひしひしと感じるのでしょう。
もちろん、「ほかの店に移籍して再スタートする!」という選択肢もあり、たとえば「熟キャバ」のように、30代後半から50代までのキャバ嬢が活躍する店もあります。しかし実際のところ、「熟キャバ」に移籍して再スタートを切るというパターンは、なかなか見られないという実情があります。
すなわち、「30歳過ぎ」という年齢が、キャバ嬢にとっては大きな分岐点。「自分のありかた」を見つめなおし、人生の舵を切るタイミングといえるでしょう。
成果がシビアに現れる——「売り上げ」の壁
先ほど「30歳を超えたころ、『自分の限界』を感じるようになる」というお話をご紹介しました。「自分の限界」というのは、すなわち「売り上げの低迷」を指します。
キャバ嬢の給料は、成果に応じた歩合給が加算されます。具体的なシステムは店によって異なりますが、指名や高級なお酒を頼んでもらえた分、お給料が加算してもらえるものです。
逆にいえば、売り上げが低ければ、給料は多くならないということ。いくら努力しても全盛期ほどの売り上げが上がらない——そんな「壁」を感じたときが、すなわち「辞めどき」にもなります。
自分よりも若いキャストの力に押され、これまでのように指名が取れない……結果、売り上げが低迷して「辞めどき」を考えるというケースは多いのです。
もちろん、この壁も、店を変えることで乗り越えられる可能性がありますが、「よい移籍先を見つけられるかどうか」が深刻なポイント。自力でベストな移籍先を見つけることができるか、スカウトマンがよい店を紹介してくれるかどうか……。前途多難ではありますが、「キャバ嬢としてまだまだやっていきたい!」という強い意志があれば、この壁を打破することができるかもしれません!
新たな道に進みたい——「転機」の出現
キャバ嬢を辞めようかと思うと、将来のことを真剣に考え始めるもの。「年齢の壁」を感じ、売り上げが思うように上がらず……そんなとき、多くのキャバ嬢は、「仕事を続けるか否か」を考えはじめるとともに、「自分の人生の方向性」を見つめなおすのです。
有名嬢のなかには、タレントや経営者など、退店後に華々しい転職を果たすかたもいますが、そうしたケースはごく稀。
「人生の転機」の一例として、代表的なものが「結婚」です。じつは、お客さまと恋に落ち、結婚が決まって退店♡というキャバ嬢はたくさんいるのです。いわば「寿退社」です。
もう1つは昼職へと転職すること。キャバ嬢が転職できる昼の仕事ってどんなことがあるの?と思いがちですが、諦める必要は全くありません。キャバ嬢は接客業の中でも人としての力が試される職種。あなたのスキルは確実に上がっています。
昼職に転職する場合は早めの決断が必要です。なぜなら多くの企業は、経験を積んで給料が高くなっていく仕組みを取っています。もう一年、さらに一年とだらだらとしてしまうと、昼職の経験を積む時間が短くなってしまうものなのです。
自分の将来を見つめ直したいという場合は、スカウトマンに相談するのも1つの手です。当サイトでは、転職や移転、お店での悩みなどのご相談も心より承っております。ぜひ、ご活用ください。