今やキャバクラは日本や海外などさまざまなところにあり、その分キャバ嬢がどんどん増えていますよね。有名店、高級店、地方店、リゾキャバなどキャバクラやキャバ嬢の数を数えたらきりがありません。

でも、そんなたくさんいるキャバ嬢が全員お酒が強いかといえばそうでもないんです。実はお酒が飲めないけどキャバ嬢として活躍している子もたくさんいます!

「え?キャバ嬢ってお酒が飲めて強くないとなれないんじゃないの?」と不安を持っていた女の子も、この記事を見れば安心して働くことができますよ!

お酒が飲めないキャバ嬢は全体の約3割!

お酒が飲めないキャバ嬢が実際どれくらいいるのかというと、全体の約3割といわれています! 全体の約3割というと、10人に3人くらいが飲めない計算になります。そう考えてみると結構多い人数だと思いませんか?

お酒が飲めない女の子には当然理由があります。「ただ単にお酒が弱いから」、「昼職と掛け持ちをしていてお酒の匂いをさせて会社に行けないから」、さらに「お酒アレルギーで1滴も飲めない」という女の子までさまざまです。

「でも、お酒が飲めないとNo.1になれないんじゃないの?」「ソフトドリンクって単価が低いし、売り上げあげられないんじゃないの?」「お酒が飲めないと女の子からいじめられるんじゃ…」と働く前から不安になる女の子もいるでしょう。ですが、あの電撃引退を遂げた45の愛沢えみりさんもお酒が飲めず、ずっとノンアルでNo,1をキープしていたんです!

お酒が飲めない女の子は、さざまざなテクニックを駆使してNo,1になったり、売り上げをつくったりしています。もちろん飲めるに越したことはありませんが、お酒が飲めなくても売り上げはしっかりとあげることができるので安心してください。それでは、お酒が飲めない女の子が売り上げを上げるテクニックや注意点をお伝えしていきます!

お店側に面接の時にしっかり伝えておく

まず、お酒が飲めない女の子が注意すべき点として「お店側に面接の時にしっかり伝えておく」というポイントがあります!面接にどうしても受かりたいからといって、お酒が飲めないのに「私はお酒が強いです!」なんて嘘をつくと、のちのち自分の首を絞めてしまうことになります。

入店後、黒服スタッフは「この子は面接の時にお酒が強いといっていたし、シャンパンの席でも大丈夫かな?」と席に着かせます。ですが、そこで「私飲めないんです」なんてことになったら、お客さまにもお店側にも、そしてそのテーブルの女の子にも迷惑をかけてしまうことになります。

そんなトラブルにならないためにも、お店側にしっかりと面接の時に「お酒が飲めません」と伝えておきましょう。正直、面接の時に「お酒が飲めない」と伝えて落ちてしまうこともあります。それは、お店側から「お酒が飲めない=即戦力にならない」と判断されてしまうことがあるからです。ですが、お酒が強いと嘘をついて無理に働いていても、のちのちストレスが溜まってしまい、お店で働くことが苦痛になり辞めてしまう、ということになってしまいます。

お酒が飲めない女の子は、お店の求人欄を特にしっかりチェックしましょう。お店によっては「ノンアルコールOK」「ソフトドリンクOK」などの表記があります。

求人を見る他にも、スカウトマンを通してお店を選ぶのもベストです。スカウトマンを通してお店を選ぶ際に、事前にお酒が飲めない旨を伝えておくと、お酒が飲めない女の子でも安心して働けるお店を紹介してもらえます。お店選びの際にはスカウトマン選びも大切。スカウトマンの連載記事もあるのでこちらもチェックしてみてくださいね。

ノンアルコールカクテルを活用する

お酒が飲めない女の子が売り上げを上げるテクニックのひとつとして、「ノンアルコールカクテルの活用」があります。「昼職とキャバ嬢、副業でも無理なく安心して働けるお店のチェックポイント」でもお話ししましたが、お酒が飲めない女の子のためにフェイクドリンクとして、ノンアルコールカクテルを用意しているお店があります。

私も歌舞伎町や六本木、中野や高円寺などさまざまなお店で働いてきましたが、どのお店でもノンアルコールカクテルがありました。赤ワインがブドウジュースになっていたり、テキーラが緑茶になっていたりと、お店もいろんな工夫をして女の子を守ってくれるので安心してくださいね。

お客さまがボトルを入れずに「ハウスボトル」でお酒を楽しんでいる場合、女の子はハウスボトルを飲むことができないのでオーダードリンクを頼む形になります。その際、女の子が飲んでいるドリンクがノンアルかそうでないかはお客さまにはわからないので、ノンアルコールでも乗り切ることが可能です!

ですが、中にはノンアルを嫌い「キャバ嬢ってどうせノンアルコール飲んでるんでしょ〜」と女の子の飲み物を確認してくるタチの悪いお客さまもいます! その際には、「えーちゃんとお酒入ってるよ〜!」とうまく誤魔化したり、グラスの飲み口にだけリキュールを塗って出してもらうなど、ちょっとした工夫、テクニックが必要になってきます。

グラスの飲み口にリキュールが塗ってあると、お酒の匂いがするのでお客さまに確認されても安心です。タチの悪いお客さまに当たってしまった場合は、キッチンでスタッフと相談し、ノンアルじゃないことをうまく誤魔化せるような作戦を練りましょう。

もし、お客さまがハウスボトルでなくキープボトルを入れていた場合、カクテルなどのオーダーを頼むのは難しいところ。そんな時はテーブルについている女の子と協力して乗り切るのがベストの戦略です。お酒を作っている女の子にお酒の量を調節してもらったり、お客さまの見ていないところで水やお茶を足していったり…。中には、お客さまがトイレに行っている間に、グラスの中身を入れ替えちゃう荒業を使う女の子も見たことがあります(笑)。

キープボトルの場合、今あるボトルのお酒を減らして新しいボトルを入れてもらうという形で売り上げを上げていくことが一般的です。しかし、お酒が飲めない女の子はボトルのお酒を減らすという協力ができませんよね。

その代わりにテーブルを盛り上げたり、フードをたくさん食べたり、テーブルの清掃をしっかりしたりと、そのテーブルの役に立つように振る舞うと、お酒が飲めなくても女の子からもお客さまからも好かれるキャバ嬢になることができますよ。ぜひ自分にしかできない役割をテーブルの中で見つけて、お酒が飲めなくても感謝されるようなキャバ嬢になってくださいね!

お酒を飲んでいる子と同じくらいテンションは高めにする

お酒が飲めない女の子の接客テクニックのひとつとして、「お酒を飲んでいる子と同じくらいテンションは高めにする」というテクニックがあります!お酒を飲むと誰でもテンションが上がり、俗にいうパリピのようなテンションになってしまうものです(笑)。私もよく、テキーラやシャンパンなどお酒の力でテンションを上げて「イエーイ!」なんていってました(笑)。

ですが、ノンアルコールカクテルを飲んでいる女の子はお酒の力を借りてテンションを上げることはできません。かといって「私はお酒飲んでいないから…」と、周りのテンションに合わせず、ひとりポツンとシラフの状態でいると、テーブルでも浮いてしまいます。お客さまから「あの女の子どうしたの?」なんていわれ場が盛り下がることにもつながります。なので、お酒が飲めない女の子は、周りの女の子、お客さまのためにも自力で周りの子達と同じテンションまで上げる必要があるのです。

あの愛沢えみりさんも、「お酒が飲めないけど周りよりテンションを高くする」ということを心がけていたそう。それくらい、周りとテンションを同じくらい高くするということは大切なんですね。

テンションの上げるスイッチは女の子によってさまざまですが、「明日は休みだ〜!」とお休みのことを考えたり、自分のペットのことを考えたり、自分の好きなことを考えたり…。自分なりのテンションの上げ方をあらかじめ考えておくとベストです!

他にも、酔っ払ったフリをするために、可愛く酔っ払っているお店の女の子の真似をしてみたり、チークを少し濃いめにして顔が赤い自分を演出してみたりととにかく工夫しましょう。「あれ?顔赤くない? 酔っ払ってるの?」なんてお客さまにいわれたらこっちのもの!

以上のように、自分のテンションの上げ方を研究したり、ノンアルコールでずる賢く売り上げを作ってみてくださいね!(笑)。

お酒が飲めなくてもキャバ嬢になれる!

今回は、「お酒が飲めない」女の子が売り上げを上げるテクニックについてお伝えしました! お酒が飲めない女の子でも、キャバクラで働くことができるということがお分かりいただけたでしょうか?

お酒が飲めないからと、キャバクラで働くことを諦めてしまうことはとてももったいないことです。ノンアルコールで乗り切ったり、他の女の子の協力を得たりすることで、お酒が飲めなくても充分にキャバ嬢ライフを楽しむことができます!

お酒が飲めないと悩んでいた女の子も、ぜひキャバクラへ面接体入へ行ってみてください。お店や黒服スタッフがしっかり守ってくれるので、あなたも安心してキャバ嬢として働くことができますよ!