都心店で有名キャバ嬢に? それとも地方店で副業感覚? あなたにぴったりのお店選びを!

今やメディアや雑誌、YouTubeなどさまざまな場所で見かけるキャバ嬢。今はキャバ嬢も、世間的にも認められつつある職業の一つになりました。

華やかな世界や、キャバ嬢のような生活に憧れて「私もキャバ嬢になろう!」という方も多いのではないでしょうか?

そんな時、一番に迷うのが「お店選び」です。歌舞伎町や六本木などの都心店もあれば、ちょっと都心から外れた地方店もあります。最初から有名店に行くのは勇気がいるし、地方店はお客様が入るのか不安……などさまざまな悩みが出てくると思います。

私はキャバクラで10年間働き、地方店はもちろん歌舞伎町や六本木などの有名店でも働いてきました。そんな私が、地方店と都心店のそれぞれの特徴をあなたにお伝えしていきます!

地方と都心どっちが有利?

私がキャバ嬢になったのは18歳の時。その時は、東京ではなく郊外のキャバクラで、いわゆる地方店。2年後に上京し、20歳で有名な繁華街の歌舞伎町でキャバ嬢を始めました。

地方店と都心店、それぞれの特徴を一言で表すとすれば「地方店はゆるさ、都心店は高時給」ということです。地方店は出勤日数やノルマなど、さまざまなことに対して「ゆるさ」があります。対して、都心店は「稼げる」というメリットがあるのが特徴です。

歌舞伎町や六本木でずっと働いてきて、「ノルマなどの厳しさに疲れてしまった」という人が地方店にいるなんてことも少なくありません。逆も然り、「ずっと地方店で働いてきたけど、もっと稼げるところに行きたい!」と、上京したり歌舞伎町などの有名店に移るケースもあります。

それでは、地方店と都心店のそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう!

ライバルが少なくリピート率が高い 地方のキャバクラ店

まずは、地方のキャバクラ店の特徴についてご紹介します。地方の繁華街は、歌舞伎町や六本木などの有名な繁華街と違い、お店の数が少ないことが特徴です。地方の飲み屋街となると、キャバクラが10軒あれば多いかなという印象です。

ですが、歌舞伎町や六本木だと同じビルにキャバクラが数軒入っていたり、お店の隣に有名店があったりと、たくさんのお店がありライバルがとても多いです。

しかし、地方のキャバクラはお店の数が少ないので、ライバルが少なくリピートしてくれるお客さんをつかみやすいのが特徴です! さらに、地方店は地域密着型のお店が多いので、地元のお客さんが多く、なかには週に数回来てくれるという良客も!

お店の数が少ない分ライバルも少ないので、キャバクラ未経験の方でもお客さんをつかみやすいでしょう。なかには地元でしか飲まない人も多く、「飲みに行くとしたらここ!」と決めている人も多いので、営業をしなくても来てくれる人もいます。

お店側もノルマや出勤日数などを厳しく設定していないお店が多く、「副業として週末だけ働きたい!」というキャバ嬢も多いでしょう。

一つデメリットを挙げるとするならば、都心店よりも時給が低かったりバック率が低かったりすること。地方店では時給自体は2,000円、3,000円くらいのところが多く、ドリンクの売上のバックなども低いところも多いのが現状です。

ガッツリ稼ぐ!というよりアットホームな感覚で、ゆるく副業感覚で稼ぎたい!という人には地方店がおすすめです。

集客力が高くて時給も高い 都心のキャバクラ店

続いては、都心のキャバクラ店の特徴についてご紹介します。都心のキャバクラといえば、歌舞伎町や六本木、銀座などがあります。地方店との違いは、ずばり「時給の高さ」です。

歌舞伎町などの都心のキャバクラは、時給が6,000円前後と高額なことが多いでしょう。20時からラストまで働くとすると大体5時間。単純計算で1日30,000円の給料計算になります。時給だけで換算しても、大体地方店の2倍以上です。

そして、お客さんの入りも多いので、週末になると常に満卓!なんていうお店も少なくありません。お客さんが多い分、毎日たくさんのお客さんに名刺を配ることもできます。

しかしその分、指名本数や売上、出勤日数などのノルマが厳しいという点があります。イベントごとには必ず指名何本というノルマがついたり、同伴ノルマ週間やさまざまな強化週間が課せられます。そして、ライバルも強敵揃いのため、ほかのキャバ嬢に埋もれないために高度な接客技術や容姿などが必要になってきます。

さらに、ノルマがクリアできないと、罰金を取られたり時給が下がったりと、やる気があるキャバ嬢でないと少し厳しいところもあります。他にも「出勤調整」がかかって出勤できないということも。

でも、歌舞伎町のお客さんは羽振りが良いお客さんも多く、1日で何千万と売り上げているキャバ嬢もいます! さらに、売り上げが高いキャバ嬢は、給料を売上の折半にすることができることもあるので、とても夢が膨らみます! 1カ月に1000万売り上げたら、その月の給料は500万円! その辺のOLやサラリーマンなんか比べ物になりません!

そんなキャバ嬢ドリームを見ることができるのも、歌舞伎町や六本木などの有名な都心店ならではでしょう。さらに、有名になれば雑誌モデルやWebモデル、本の出版など様々なオファーがかかることも。

歌舞伎町や六本木などの都心店のキャバ嬢の特徴に、「資金を貯めてお店を開く」というタイプが多い傾向にあります。例えば洋服のお店を開いたり、マツエクサロン、エステサロンを開いたりなど、キャバ嬢だけでなくその先のことも考えているビジネス思考の女の子が多くいます。

「キャバ嬢として有名になりたい!」「キャバ嬢ドリームをつかみたい!」「資金を貯めて何かお店を開きたい!」という意志が固い女性は、歌舞伎町や六本木などの都心店がおすすめです。

未経験者必見 地方・都心のお店選びのポイント

今回は、キャバ嬢としてやっていくうえで一番大切な「お店選びのポイント」についてご紹介しました。キャバクラは、あなたの働き方やビジョンの違いによって、働くお店が違ってきます。

地方店ではゆるくアットホームな環境で働くことができますし、都心店ではほかの女の子と売り上げを争いながら自分を成長させることができます。あなたはどちらのタイプですか?

「キャバ嬢として有名になりたい!」という人は、都心店の客入りがいい優良店を選びましょう。その際、黒服などのスタッフの対応もしっかりチェックすることをお勧めします。優良店のスタッフは、キャバ嬢のために一緒にお酒を飲んでくれたり相談に乗ってくれたりと、親身になってくれるでしょう。

「今のお昼の仕事は辞めたくないから週末だけ働きたい」「生活に少し余裕をもたせたいからノルマのゆるいお店で働きたい」という人は、地方店を選ぶといいでしょう。出勤の融通など聞いてくれるお店も多いですよ。

あなたのニーズにぴったりのお店を選んで、初めてのキャバ嬢ライフを楽しみましょう!