キャバ嬢を始めたての頃は、どんな女の子でも自分のお客さまがいない状態。始めたての頃は指名のお客さまを呼ぶことができず、新規のお客さまについて連絡先を交換して営業メールをして…というルーティンが続きます。

ですが、時によっては「新規のお客さまが入ってこない」という時や「Aちゃんのお客さまが被っている」なんて時があります。そんな時、必ずしなくてはならないのが「ヘルプ」というお仕事。

ヘルプというと「指名にならないし、やっても意味ないじゃん…」と落胆する声がちらほら聞こえてくるものです。しかし、このヘルプがしっかりできる女の子は必ず売れるという傾向にあるんです!

そこで、ヘルプを上手くこなすための4つのマナーをご紹介! マイナスに思わず、まずはヘルプを全力で頑張ってみてください。きっと、あなたのキャバ嬢ライフも素敵なものになりますよ!

今回は、キャバ嬢の大切な仕事の一つでもある「ヘルプ」についてお話ししていきたいと思います!

ヘルプのマナー① 連絡先を交換してはいけない

ヘルプのマナーのひとつ目は、「連絡先を交換してはいけない」というもの。このマナーを破ってしまうと、女の子との間で100%、いや120%トラブルになってしまうので、キャバ嬢ライフを満喫したいという女の子は必ず覚えておきましょう!

まず、キャバクラで連絡先を交換していいお客さまは、お店に初めて来店した指名のいない新規、何度か来店しているけど指名の女の子がいないフリーの2パターン。この新規のお客さまとフリーのお客さまは、何人女の子が着こうが何人の女の子と連絡先を交換しようが、お客さまの自由ということになります。

ですが、元々指名の女の子がいるお客さまとヘルプの女の子が連絡先を交換したり名刺を配ったりするのは、水商売の中でタブー中のタブーな行為。キャバクラでの指名替えは基本お客さまの自由ですが、女の子側から指名替えをねだったり、裏でコソコソ連絡を取り合うのはルール違反です。

そんなトラブルが発覚すると、女の子との間でもギスギスした関係が生まれますし、お店の空気もどんより曇った空気感が漂ってしまうことになりかねません…。

中には、お客さまからしつこく「連絡先交換しようよ〜!」なんていわれることもありますが、ここもしっかり断ることが売れっ子キャバ嬢への近道ですよ。どうしても断りきれない時は、「指名のAちゃんが来てから聞いてみるね!」と上手くかわしたり、「お店にバレると私が怒られちゃうんだもん!」と可愛くお店のせいにしてみたり、他にも「少しトイレに行ってくるね!」と黒服スタッフに相談してみるのもOK!

基本的に、指名の女の子がいるのにも関わらず他の女の子に連絡先を聞いてくるお客さまはタチの悪い人が多い傾向にあります。お店の外で会うことを求めたり、すぐ体の関係を迫ったりとあなたにとってもあまりいいお客さまにはなりません。

女の子とお客さまのトラブルから回避するためにも、ヘルプの際は連絡先を交換しないということを徹底しましょう!

ヘルプのマナー② オーダーをねらない

ヘルプのマナーのふたつ目は「オーダーをねだらない」ということ。ヘルプの女の子の判断で「指名のAちゃんの売り上げを上げるためにもドリンクとかフードいっぱい頼んじゃお〜!」という行為は実はNG!

「え?でもキャバ嬢って売り上げを上げるのが大切だし、ドリンクとかは積極的にねだったほうがいいんじゃないの?」と思う子もいますよね。ですが、キャバクラの世界はお客さまあってこその世界。実際はそんな甘いものではないのです!

指名の女の子は、基本的にすべてのお客さまの事情を把握しています。例えば、「Aさんはおこづかい制だから1回に使える金額はこれくらい」ということや、「Bさんは女の子とワイワイ騒ぐのが好きで、このボトルが好きだから頼もう」といったお客さまの金銭具合やキャバクラでの遊び方や楽しみ方などです。懐具合やキャバクラでの遊び方、楽しみ方は十人十色でお客さま一人一人違います。

もし、この時におこづかい制のAさんに、ヘルプの女の子がどんどんドリンクを頼んだらどうでしょうか? いつもは1回の会計に2万でおさえていたところが、その日の会計が5万となった場合。その日の売り上げはいいものになるかもしれませんが、その先そのお客さまがリピートするかといえば…。「え、こんなに高く取られるの? Aちゃんは好きだけど他の子がつくと高くつくからな…」とお客さまをお店や女の子から遠ざけてしまう要因になってしまうのです。自分のお客さまがBちゃんがヘルプについたせいで1人減った…となるとやはりトラブルになってしまうもの。

そんなトラブルを避けるためにも、ドリンクやフードのオーダーは自分からねだらないようにしましょう。お客さまから「何か1杯飲んでいいよ!」といわれても、一回は丁寧に断るのがベスト。ですが、それでもお客さまが「いいよ、いいよ!一緒に飲もう!」といってくださった場合は断るのも失礼なので、そこで初めてご好意にあまえ、ドリンクを頼みましょう。

ここで、ヘルプの席から抜ける時にできる、好感度を上げるワンポイントテクニックがあります!それは、お客さまと女の子に「ごちそうさまでした!」と元気よく挨拶するということ。お客さまにはもちろん、女の子にもしっかりと挨拶をするというところがポイントです。

女の子にもしっかりお礼をいうことで、女の子の顔も立てることができますし、お客さまに「指名のAちゃんは他の女の子からも慕われているんだな」と指名の女の子の好感度をUPさせることができます。挨拶ひとつであなたの印象はグッとよくなり、そのお客さまが団体で来た時に「一緒についてよ!」なんて呼ばれることもあります!

しっかりヘルプをこなしてお客さまと女の子から好感度を上げることが、売れっ子キャバ嬢になるための近道です。「たかがドリンク」と思わずに、礼儀を忘れずしっかり取り組んでみてくださいね!

ヘルプのマナー③ 指名キャバ嬢の情報を流してはいけない

そしてヘルプのマナー三つ目は、「指名キャバ嬢の情報を流してはいけない」ということ。女の子同士仲が良くなると、待機や更衣室でいろんなプライベートの話をするようになります。例えば、お客さまにはいえない彼氏との事情だったり、実は子どもがいるなんていう話だったり…。他にも「海外へ旅行に行ったんだ〜」という話や「正月は地元に帰らない」という個人的な情報です。このような女の子のプライベートのことは、お客さまに絶対に漏らさないようにしましょう。

例えば、色恋営業をかけているお客さまに対して、その女の子の彼氏の事情をポロッと話してしまった…なんてことになればお客さまは「え…Aちゃん彼氏いるの⁉」は大激怒。当然、Aちゃんはそのお客さまから指名を外される…なんていう最悪なパターンも想定されます。

さらに「子どもがいる」ということを隠して営業していたBちゃんの秘密を話してしまい、お客さまとBちゃんがトラブルに…。

他にも「海外旅行へ行った」という話は一見話しても良さそうな話に思えますが、もしかしたらその間、そのお客さまには「病気の母の看病をしに地元へ帰っていた」という話になっているケースもあります。「母親の面倒を見るなんて、とってもいい子だなあ」とお客さまからの好感を得ていたにも関わらず、実際は海外に旅行に行っていたということがバレてしまうと…。結局「嘘をつかれた」という裏切り感がお客さまから拭えず疎遠に…というケースも。

同様に、「正月は地元に帰らず、こっちで友達や彼氏と過ごす」という話も、お客さまには「実家に帰って家族とのんびり過ごすんだ」という話になっている可能性がありますよね。こういう場合、お客さまから「正月一緒に過ごそうよ〜!」といわれた時などに「地元に帰るからごめんね」と断るパターンが一般的です。なのに、実際は地元に帰らずに友達や彼氏と過ごしていたなんてことがお客さまにバレてしまうと…ということになります。

お客さまは、キャバ嬢から嘘をつかれているということは大抵の人がわかっています。しかし、それをバレないように営業するのがプロのキャバ嬢というもの。バレてしまったらそれはプロとはいえません。

以上のような理由から、キャバ嬢のプライベートな話をお客さまにするのは絶対に避けましょう。プライベートの話は、指名の女の子が話すまで待つのがいいですね。指名の女の子が「こないだ海外に行ったんだ〜」とお客さまの前で話し始めたら、その話題で盛り上げるのがいいでしょう。空気を読めるキャバ嬢になって、その場を盛り上げられるようになってください!

ヘルプのマナー④ お客さまと一定の距離を保つ

そして、ヘルプのマナーの四つ目は「お客さまと一定の距離を保つ」というルールです。キャバクラではお客さまの隣に座って接客するのが基本ですが、ヘルプの場合は対面に座って接客するもの。その一定の距離を保つことが、ヘルプの基本のマナーです。

例えば、入店してやっとの思いで指名として返って来てくれた自分のお客さまと、別の女の子がイチャイチャしていたり、密着して話していたとしたら、あなたはどう思いますか?「この女の子、私のお客さまを取るつもりなんじゃないの⁉」「なんでヘルプなのに私のお客さまに営業かけてるの?!」と思いますよね。このようなトラブルを回避するためにも、一定の距離を保つというルールがヘルプには必要なんです。

中には、ヘルプの女の子とわかっていながら「隣で一緒に飲もうよ〜!」としつこくいってくるお客さまもいます。その際には丁重にお断りし、「Aちゃんにヤキモチ妬かせたいんですか〜?」とうまくかわしていくのがベスト。

別のケースで、指名の女の子が「隣ついても大丈夫だよ」といってくれる場合もあるので、そのあたりは臨機応変に対応しましょう。ですが、隣についたからといって必要以上にくっついて接客するのはやはりNG。その際にも、「私はヘルプなんだ」という気持ちをしっかり持って、お客さまと一線置いて接客するのがベストです。

指名が被っている売れっ子キャバ嬢や、先輩キャバ嬢のヘルプをしっかりこなすことで、売れっ子や先輩から好かれ、可愛がってもらえるきっかけになります。可愛がってもらえるようになると、指名の枝のお客さまを紹介してもらえたり、場内指名で呼んでもらえたりとどんどん経験や売り上げが積み重なっていきます。

小さな積み重ねが売れっ子キャバ嬢への一番の近道。ぜひヘルプの役割をしっかりとこなし、売れっ子キャバ嬢への道をかけ上げってみてくださいね!

ヘルプは体験入店時の仕事のひとつ! しっかりマナーを守ろう

今回は、キャバ嬢の大切な仕事の一つである「ヘルプ」についてお伝えしました!キャバクラで働く上でのマナーがお分かりいただけたでしょうか。

ヘルプというお仕事は、入店後はもちろん体験入店の時でも必ず必要になってくるお仕事です。お客さまに無理にオーダーを頼んでしまったり、お客さまと連絡先を交換してしまったり「知らなかった……」じゃ済まされないことがたくさんあります。

ヘルプでのミスは、他の女の子の売り上げに大きく影響する他、女の子とのトラブルにつながります。ぜひヘルプの役割とマナーをしっかり覚えて、キャバクラで働く上で役立ててみてくださいね!