ナイトワークとひと言でいっても、キャバクラからクラブ、風俗系のお仕事などさまざま。大きく「カンパイ系」「風俗系」の二種類に分け、この記事ではお仕事選びの参考になるよう、キャバクラを始めとする「カンパイ系」のお仕事についての特徴とそれぞれの傾向、職種ごとの平均給与をまとめます。

お酒や会話が好きなら、カンパイ系

お酒を飲みながらお客様の接客をするカンパイ系。

お酒が好きならカンパイ系がおすすめ!と言いたいところですが、実際には営業メールを送ったり店外でお客様と会ったりなど、負担に感じる部分が多いでしょう。

ですが、頑張れば頑張るほど結果がお給料に出るのがナイトワークのいいところ!

集中してしっかり稼ぎたい人は、カンパイ系ワークにチャレンジしてみましょう。

キャバクラ

カンパイ系ワークの代表と言っても過言ではないキャバクラ。

同じキャバクラでも、朝営業の朝キャバや昼営業の昼キャバ、お触りやイチャイチャOKのセクキャバなどがありますが、ここでは一般的なキャバクラについて触れていきます。

キャバクラの基本的なサービスは、お客様一人に対しキャバ嬢一人がついて接客をします。

また、キャバクラの勤務時間外にお客様に誘われれば同伴やアフターに行くことも。指名客には営業メール(最近はLINEが主流)を送るので、キャバ用にサブ機のスマホを持っている人もいます。

キャバクラで働くならそれなりにお酒が飲める人がいいですが、お酒だけでなくトーク力や気遣いも大切。

座ってお酒を飲みながら接客するだけで高単価。簡単に聞こえる響きですが、実は気を遣う職業です。

平均給与:月収25〜50万円 

高収入度:★★★☆☆

お仕事難易度:★★★★☆

クラブ

キャバクラと同じように、お酒を飲みながら男性の接客をするクラブ。

ですが「座って5万」と言われる世界なので、キャバクラとクラブではシステムや働き方、客層が変わってきます。

クラブでは、まず最初にホステスさんの指名客にヘルプとしてついて接客します。そこから派生して自分の指名客を獲得し、お店や女の子の売上に貢献するのです。

簡単に言うと、キャバクラは完全な個人プレイですがクラブはチームプレイ。

客層もサラリーマンなどは比較的少なく、芸能人や著名人、政界人などVIPなお客様が多いです。そのため、ホステスもそれなりに博識であったほうがいいでしょう。

毎日、新聞を読んだり、ニュースを欠かさず見て、営業だけでなく勉強もしっかりすると実際に接客でそのことが活きてきます。

平均給与:月収40〜100万円 

高収入度:★★★★★

お仕事難易度:★★★★★

ガールズバー

カウンター越しで男性に接客しながらお酒を作って提供するガールズバー。

カンパイ系ワークの中でもかなりライトで、働きやすい職種です。基本スタイルはカウンター越しなので、男性からのお触りなどの心配もありません。

ただ、お店によってはテーブルを置いているお店もあるので、一概にはカウンターのみとは言えないところも。

ガールズバーで面接する際に、お店の内装や接客の仕方をしっかりチェックしておくと、後々のトラブルを防げるので安心ですよ。

カンパイ系ワークの中でもガッツリ高収入というわけではないので、学生アルバイトや副業の女性が多いです。

平均給与:月収15〜30万円 

高収入度:★★★☆☆

お仕事難易度:★★☆☆☆

スナック

下町や大衆っぽい雰囲気があるスナック。

システムはガールズバーやキャバクラと似ていて、男性客にお酒を作りながらお喋りしたりカラオケを楽しんだりするのが基本接客。

ママが個人経営しているお店がほとんどなので、お客様とのトラブルが少ないアットホームな雰囲気のスナックが多め。

平均給与:月収15〜30万円  

高収入度:★★★☆☆

お仕事難易度:★★☆☆☆

パブ

スナックとの違いがわかりにくいパブですが、基本的にはほとんど一緒です。

ただ、コンセプト付きスナックのことをパブと呼んでいることが多いようですね。

カラオケを楽しむカラオケパブやショーがウリのショーパブ、外国人パブがわかりやすい例でしょう。

コンセプトによって働き方が大きく変わりますが、基本システムはスナックと同じです。

ただ、ショーパブなど特殊なサービスがある場合は働き方も給与も変わるので、面接のときにしっかり確認をしましょう!

平均給与:月収15〜30万円  

高収入度:★★★☆☆

お仕事難易度:★★★☆☆

働き方次第で高額給与も夢じゃないのが、カンパイ系ワーク!

今回ご紹介したカンパイ系ワークの特徴や平均月収はあくまで参考です。お店によって働き方が異りますし、高級店と大衆店では給与も大きく変わってきます。

大切なのは、高級店だろうが大衆店だろうが男性をおもてなしする心を忘れないこと。営業感を出してしまうと、男性も楽しくお酒を飲めないので指名につながりません。

自分を覚えてもらうためには、お客様を自分の彼氏や大切な人だと思って接客することを心に留めておいてくださいね。