
こんにちは! ガルマネ編集部です。
キャバクラ店舗数はつねに60〜100、毎年のように新店がオープンする「キャバクラのメッカ」歌舞伎町で、4年以上も「人気店」として不動の地位を確立している高級キャバクラ・NoirLuxaxe(ノワールリュクセ)。
ガルマネ編集部は、そんなノワールリュクセの店長・松野氏に突撃インタビュー! お店の「裏側」、赤裸々に語っていただきました☆
キャバクラなのに、「女の戦い」がない!?
ノワールリュクセのウリは、なによりもキャストの女の子の質の高さです。Instagramのフォロワー数が数万人クラスの高橋沙弥華さんや結城里華さんなど、有名嬢も在籍しています。キャバクラは競争社会かつ女性社会、よほど熾烈な「女の戦い」が繰り広げられているのかな……と思いきや、店長の松野氏によれば、「うちの女の子たちは、みんな仲がいいんです」とのこと。
松野氏:キャストの全員が売り上げをあげるためには、ほかのキャストと手を取り合うことが必要になります。うちの店ではキャストどうしの関係は良好で、協力しあって売り上げをあげるケースも多いんです。
簡単な例でいえば、合番(お客さまがふたり以上のキャストを指名)するとき。お客さまがキャストに連絡すれば、もうひとりのキャストに共有しておくのは基本。そして席では連携して盛り上げなければ、売り上げが伸びません。リュクセで働くキャストは連携がしっかりしています。
ほかにも、自分の指名客にお連れさまがいれば、「この子いいよ!」と積極的に紹介してくれて、枝分けしてくれる。売り上げが二分されるので通常は嫌がるものですが、「一緒にがんばろう!」という空気が自然とできているようです。
「キャスト同士が仲良し」であれば、お客さまにもいい影響を及ぼします。「◯◯ちゃんが紹介してくれたんだから、悪いことはできないな」「売り上げに貢献してやろう」という気持ちが自然と芽生えます。居心地が良い空間がつくられているのです。 紹介されたキャストも、「紹介してくれたキャストの顔に泥を塗らないようにしなきゃ!」と接客に一層気持ちが入りますので、プラスの「連鎖」が生まれています。
キャストが長く働き、そして成長できる理由
リュクセのキャストが一体感を重視する傾向は、松野氏の「強要しない」マネジメント能力によって一層高まっているように、筆者も感じました。
それでは続いて、リュクセでは、キャスト同士の仲が良いだけでなく、長く働く子が多い理由を教えて下さい。
松野氏:うちの店の客層は30代後半から60代まで幅広く、属性は経営者さんをはじめとした、いわゆるステータスの高い人が多いです。お客さまは「若い女の子と話したい!」という気持ちをもって来店しています。しかし、新人の若いキャストは「ノリや話が合わない」「上手く接客するのが難しい!」と感じてしまうことがあります。
その点、リュクセで働くキャストの平均年齢は、20代後半から30歳くらい。どうやって接客するのかは、先輩キャストが教えてくれるので、自分には合わないのではないかという不安が解消されます。仲が良いだけでなく、キャストが成長する環境が整っているのは、長く働く理由になるのではないでしょうか。
なんと、「営業ノルマ」はいっさいなし!
長く働くとなれば、当然お給料も気になる要素だと思います。そういえば、ノワールリュクセのキャストには、「ノルマ」が課されないそうですね。稼ぎの部分について詳しく教えてください!
松野氏:そうです。リュクセではノルマを課しません。他店から移籍したキャストに驚かれることのひとつです。
一般的なキャバクラでは、キャストには「1日◯組呼べ」「週末は◯組がマスト」「週◯回は同伴出勤」などのノルマが課されます。
このノルマというのは、キャバ嬢にとってはつねに頭痛の種。ノルマが達成できなければ、「基本給減額」「時給◯時間ぶんカット」といったペナルティが発生しますから。「ノルマが達成できなかったから、その日は給料なし」なんてこともあるようです。
リュクセはその仕組みを導入せず、ノルマの代わりに「この日にお客さまを◯組呼んだら、日給に◯円プラス」など、ボーナスを設定しています。
お客さまを呼べないからといって、時給や日給を下げることはありません。基本給は保証されたまま、「努力しだい」でいくらでも稼げる――ノワールリュクセならではの、「キャストのやる気を引き出す環境」です。
私は「キャストが自発的にがんばる環境」をしっかり整えることが店長として重要な仕事の一つだと考えています。そしてより多くのお客さまにリュクセを知っていただき、楽しんでいただけるように、これからもノワールリュクセを支えていきたいと考えています。
いかがでしたでしょうか。今回は歌舞伎町の有名店・ノワールリュクセ店長の松野氏に、お店の魅力と店長としての想いを詳しく聞いてまいりました!次回、面接の時にみているポイントについてお伺いしてまいります。