
キラキラな高級店?それともアットホームな大衆店?
「私もキャバ嬢になりたい!」と思い立って、いざキャバクラへ! その際のお店選びで気になるポイント、それはそのお店の雰囲気やお店の中の様子ではないでしょうか。
キラキラしたシャンデリアや大きなグランドピアノ、いつもシャンパンがたくさん並んでVIPルームも完備!そんな高級店で一度は働いてみたい!と思う女の子も多いはず。
対して、大衆店はVIPルームがあるお店は少なく、女の子も黒服スタッフもアットホームで働きやすい!というメリットもあります。あなたは高級店と大衆店、どちらで働きたいですか?
今回は、高級店と大衆店の面接やルールについてお話ししてきます。
高級店は高時給だが面接難易度もグッと高くなる
まずは、キャバ嬢になるための第一ステップ「面接」についてお話しします。キャバクラで働くには、当たり前の話ですがまずは面接に受かる必要があります。面接を突破しなければ「高級店で働きたい!」という気持ちがいくら大きくても、第一歩を踏み出すことはできません。
未経験の人が面接を受けるときは、大衆店のほうが面接に受かりやすいといえるでしょう。高級店、大衆店ともに、お店側が見ている面接ポイントは大きく分けて3つ。それは、「容姿」「客数」「出勤日数」です。
高級店の場合、それなりの「容姿」が必要になってくるでしょう。たくさんの女の子を見てきている黒服スタッフは、スタイルや顔、仕草などを面接でバッチリ見抜いてしまいます。裏話ですが、黒服スタッフ同士の会話で「今面接に来た子のこと指名できる?」なんて会話もあったりします。
対して大衆店では、少しぽっちゃりの子や可愛いけれど普通かな?という子がたくさんいます。お店のセット料金なども高級店の半分程度に設定されているため、容姿などの基準も緩く、面接にも受かりやすいといえます。お店の雰囲気もキャスト同士仲が良く、黒服スタッフもアットホームなので未経験の女の子には働きやすいといえるでしょう。
また、「客数」も必須事項です。未経験でも「容姿がとっても可愛い! この子は育つ!」とお店側から気に入られることができればいいですが、大体の高級店では今の持ち客の数を聞かれることが多いでしょう。
高級店にも「保証期間」というものがあり、ノルマを達成できなくても時給が下がらないという期間があります。この間は「このお店でお客さんをつかんでね」というお店からの猶予期間です。その期間があったとしても、やはりお店側も売り上げを上げたいという思いから、持ち客の0の未経験の女の子より客数の多い女の子を採用することが多いでしょう。
対して大衆店は、持ち客の数などを聞かれる場合もありますが、採用基準は高級店よりも低めに設定されているので、持ち客0の未経験者でもそれなりの容姿とやる気があれば採用してくれるお店が多いでしょう。
最後に、とても大切なのが出勤日数です。大体のお店が日曜日休みの週6日営業です。そのなかでも高級店では「週6日毎日出勤できます」という女の子は採用率が上がるでしょう。高級店で「週2日、3日」の出勤はなかなか通用しません。
対して大衆店では、出勤日数などにも融通を利かせてくれるところが多いでしょう。なかには「終電で上がります」という要望や、「週末だけ出勤したい」という要望にも応えてくれるところもあります。
もしあなたが「どうしても高級店で働きたい!」という気持ちが大きいのであれば、面接に行く際にはメイクやヘアメイクを完璧にして、「私にはやる気があります!」という堂々とした気持ちでいきましょう!
同伴・アフターは当たり前! 高級店はルールも少し厳しめ

高級店や大衆店でのルールについてお話ししたいと思います。高級店にも大衆店にもそれ相応のルールがあります。特に高級店では、どのお店でも必ず「ノルマ」というものがあります。それは、同伴だったり指名本数だったり売り上げだったり。特にイベントの際は、必ずと言っていいほど指名ノルマが課せられます。
高級店にもなるとなかには「ノルマに関係なく毎日同伴しています」というツワモノも。高級店になると売り上げ意識が高い女の子が多いので、毎日同伴するように努力している女の子も多いでしょう。
さらに、お客さんのなかには「アフター」をしようというお客さんも多くいます。歌舞伎町や六本木などの繁華街は、お店が終わったあとでもやっているサパークラブやバー、いわゆるアフター店が多くあります。サパークラブとはキャバクラのアフターなどに使われることが多いナイトクラブのことで、男女同伴客を対象にしているのがホストクラブとの大きな違いです。
女の子によってはお客さんからアフターに誘われ、毎日のように朝までアフターに付き合うということも少なくありません。逆に女の子から「アフターしよう」という声をかけることも。アフターは、お客さんとの距離を縮め、ほかのお客さんとは違うという優越感を与えることもできるので、自分の体力を考えながら上手に利用することが必要です。
大衆店では、お店が終わったあとにやっているお店が少ないため、アフターに誘われることは少ない傾向にあります。なかには「送迎の時間があるから」と断ってしまうキャバ嬢も多いでしょう。
同伴やアフターはうまく利用することで、売り上げやポイントを稼ぐことができたり、お客さんとの距離を縮めることができる方法です。高級店では同伴やアフターなどでのトラブルも、黒服スタッフが相談に乗ってくれますよ。
「店の外でお客さんに会うのは面倒」と思わず、同伴やアフターなどをうまく利用していきましょう!
高級店と大衆店のどっちが向いてる?
今回は、高級店と大衆店の面接やルールについてご紹介しました。高級店になると面接や同伴、アフター、ノルマなどさまざまな壁を乗り越える必要があります。しかし、キャバ嬢を目指す女の子なら、一度はキラキラした有名キャバ嬢がいる高級店で働いてみたい!と思うことでしょう。
未経験の人でも高級店で雇ってくれる場合があります。でも、高級店で働くにはそれなりの覚悟が必要です。「私は絶対指名をとって、No.1キャバ嬢になる!」という気持ちのある未経験の女の子は、その気持ちをしっかり面接で発揮しましょう! きっと黒服スタッフも、その本気の気持ちを受け取ってくれますよ。
「キャバクラのことはあんまりわからないし、まだ高級店じゃ不安だな」という人は、まずは大衆店で雰囲気を掴んでみましょう。大衆店で仕事を覚えてから高級店に行くという女の子も少なくありません。
ぜひ、あなたにぴったりのお店を見つけて、素敵なキャバ嬢ライフを送りましょう!